仕事を探している方々へは、是非「仕事探しを仕事の日常」と意識して行動してほしいと常々話をしています。

 企業の求人情報の書かれていないところには、色々な要件があります。
 その一つに「この人!と決めたら早く仕事をして欲しい」という要件も隠されています。

 面接で「何時から来る事が出来ますか?」という質問の意図には、
①働きたくってウズウズするような意欲がみたい
②働く準備の出来ている生活をしているので、自信を持った返答が来る
③面接までの時間に自分の意思決定が出来ている。
というような確認をしたいと思っています。
 
 ということは、面接に来て働く意思はあるのだけれど、働く意欲が求職期間中に低下している。←ここは、実は自分では気がつかない場合が多く、面接官はここをよく観察しているのです。
 
 また、毎日がある意味の日曜日になっていて、生活リズムが働くモードになっていないために、言動に表れてしまうことも多々あります。

 そして、最後にせっかく面接まで来ているのに、その会社のことを履歴書を出した後からそれ以上に調べていないで「面接の合否が来たら考えよう」と安易に考えて面接に来てしまう事などがあります。

 まず、自分の生活を、仕事を想定して変えていきましょう。
 起床時間から変えます。そして出来るだけ日中も人と情報の集まる場所へ出かけましょう。図書館・ハローワークに行ってください。家の外には様々なきっかけがあります。
「明日から来られます」と返事したものの朝起きる事が辛くなり、冴えない表情で初出勤とならない為にも生活スタイルを変える準備から求職活動が始まっています。

 また、情報から意欲を湧かせることも大事です。社会変化の情報で「これから」に思いを馳せてみてください。