「埼玉の暑い夏を熱く!」とはいえ、正直仕事探しには、厳しい季節ですね。
 だからこそ、動くことが大事かもしれません。人が面倒なこと。人が分かっていてもやりたくないことをやる。言葉では簡単だけど、実際やるとなると動きが鈍くなること。
このひとつが仕事探しかもしれません。

 ここで、この暑い夏に仕事をする土台となる「意識」を考えてみてください。

 社会は、急速に変化しています。科学技術の進歩で、昨日不可能ことだったことが今日はできるようになり、それにより、社会のしくみが大きく変わることもまれではありません。
 いつ、自分の会社が吸収されたり、合併されるともかぎりません。それによって、海外資本の会社になることもありえます。また、倒産やリストラも、他人事ではありません。
 いつ、自分たちの会社に火の粉がかかるかもわからない、不安定な世の中なのです。
 変化にいつでも対応できて、変化をチャンスととらえることのできる人、それが今の世の中に求められる人です。

 会社の競争力の源泉=人材
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 会社にとって必要な人=自律・自立した志向と思考と行動ができる人

 言われたことだけをこなせる人は、社会にはいらないのです。言われたことに、さらに自分なりの工夫を重ねる人が、今の世の中には求められています。

 常に、向上心を忘れずに、キャリア形成をしていきましょう。
 会社は生き物です。その会社の社員の行動意識しだいです。つまり、会社を成り立たせているのは、その会社の社員です。会社にとって利益を生み出す大元は、自分たちのところの社員なのです。

 ですから、社員を大事にしない会社はダメになるし、社員は、その会社の姿勢や期待にこたえていかなくてはならないのです。

 会社にとっての財産は人材

 価値を生み出せる人とは、
・周囲を巻き込み、自ら価値を生み出す人
・変化に対応する人
・自ら必要な能力を見極め、高める人
・変化をチャンスとして取り込める人
・自らキャリア形成をしていける人
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 言われたことプラスワンの「思考」と「志向」と「行動化」
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 価値を生み出す=会社にとって必要な人

 価値を生み出せない人とは、
・挑戦心のない人
・意見を伝えない人
・発想しない人
・意欲が伝わらない人
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 変化に弱い
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 能力が陳腐化する=会社にとって不要な人

ということです。では、端的に言って就職活動で伝えなければならないことは、「挑戦心」「自分なりの意見」が大事になるということですね。

 これは、老若男女を問わず、仕事探しの基盤です。