我が国の近くには2つの中国があります。
一つは世界の大国となった中華人民共和国、中国です。
もうひとつは歴史的には正当な中国という立場をとっとっている
中華民国、台湾の存在です。
その台湾で今週末に総統選挙が行われます。
民主党の候補か、国民党の候補か、選挙戦は熾烈を極めています。
この選挙のことは、日本ではそれほど大きなニュースとしては
取り上げられていないようですが、台湾の政治状況がどうなるかは
我が国日本にとっては大変重要な問題だと思います。
台湾という国は非常に親日的で、日本に対して好意的な国です。
そして、地理的には中国大陸のすぐ横の鬼門と馬祖と言うふたつの領土を
支配しているということのメリットは非常に大きいといえるでしょう。
台湾も民間レベル、経済レベルでは中国と関係を深めています。
そしてそれは日本以上と言ってもいいかもしれません。
しかし政治的には中国共産党は依然として台湾の併合という目的を
忘れてしまったわけではありません。今も虎視眈々とその機会を狙っています。
台湾が中国との関係上どうなるか?というのは我が国の防衛上大きな問題となります。
またそれは、アジアに影響力を残したい、さらには強めたいという意向を持つ
アメリカにとってはそれ以上の問題と言えるかもしれません。
2つの中国と視点でみた時に、面白い別のニュースを目にしました、
昨年、中国での一番のヒットとなった映画があります。
南京大虐殺をテーマにした映画だそうです。
中国では興行収入や観客の評価も高く、国民の圧倒的な支持を受けたということです。
その映画をアメリカに持ち込んで上映したところ、アメリカでは酷評を受けている、
と伝えられています。
その一番の原因は「リアリティがない」その1点にあると伝えられています。
日本人が偽りの史実に基づいた教育を受けている時も、
アメリカの国民は正しい歴史教育を受け、何が事実で何が事実ではないのかということを
きちんと判断できているということの証明なのかもしれません。