2010年7月12日
大切な人
君の声もとどかずに後悔だけが響くような耳なら 無くてもいい やさしい嘘もかぎ分けられないような鈍い鼻も 無くてもいい 愛しさを伝えられずにつむぐだけの口も もう使わないかな 大切な人のたいせつな出会いも抱きかかえられないような腕なら もう動かなくてもいいさ この指がこぼれるしずくもぬぐえないようなら 引き金をひく一本だけをのこして 前に進むことをあきらめた足は うしろ向きについてたってかまわない がらくたみたいな体の中のかけがえの無い貴い出会いを、粗末なこころで支えてる 生れ落ちたときの産声は きっとうれしい涙じゃないよ この世に生まれたことを嘆いてるんだ そんなふうにこじつけるほどに 悲しみがむしばむ それがどうやら いまの出会いらしい
posted by 赤詰ちあき
at 2010-07-12 15:08:19 日記