北与野駅の駅前に、マンション併設のちょっとした公園があって、

今の季節、そこではセミが激しく鳴いている。

公園の地面を見ると、幼虫がでてきた穴がぼこぼこあいている。

聞こえる鳴き声はミンミンゼミがメインだ。

 

子供のころ、さいたまの東大宮というところで育っているのだが、

見かけたセミは、アブラゼミが主だった。

それから、ツクツクホウシと雑木林のほうへ行くとニイニイゼミが鳴いていた。

あと、季節が秋へ向かうとヒグラシがカナカナと。

でも、ミンミンゼミは全然いなかった。

 

子供の頃とは、さいたまのセミの分布も変わったのだろうと思う。

 

少し前に、TVでクマゼミが関東地方でも増えているというニュースを見た。

クマゼミなんて図鑑の中でしか見たことないセミだなぁ。

図鑑には、シャーシャーと鳴くと書いてあって、シャーシャーってどんな鳴き声だ?

と子供のころ想像がつかなかった思い出がある。

 

自然というか動物というか虫の分布なんて、

子供の頃からしても変わってきてるのだし、これからも変わっていくんだよ。

昔からそうゆうものだよ。

何かにかこつけて、温暖化だなんだと騒ぎ立てるメディアの風潮は良くないよ。