第12節は本来は鹿島主催試合でしたが震災の影響から浦和ホームの試合となりました.

試合開始前のビジュアルではなんと漢字で『浦和』の文字が!もちろん漢字は初めてですが難しい漢字を見事にビジュアルで表現してくれました!この感動に選手は勝利で応えてくれると思います!


★鹿島戦スタメン

GK:山岸

DF:高橋、スピラ、永田、宇賀神

MF:啓太、柏木、マルシオ

FW:セルヒオ、原口、エジ

SUB:加藤、坪井、山田暢、小島、マゾーラ、原、高崎


スタメンを見て驚きました.前節と同じで何も修正してきていません.このところ苦戦しているのにどうして固定メンバーでないといけないのでしょうか?

サブには初めて若い小島が入りましたが少しでもプレーできたらいいですね.


■試合結果

2011Jリーグ・ディビジョン1 第12節

浦和レッズ2−2(前半0−1)鹿島アントラーズ

得点者:13分 西(鹿島)、62分 増田(鹿島)、67分 高崎、69分 マゾーラ

入場者数:37,521人


得点:

67分 高崎寛之

69分 マゾーラ


交代:

HT エスクデロ セルヒオ→マゾーラ

HT 鈴木啓太→山田暢久

64分 柏木陽介→高崎寛之


警告:

78分 マゾーラ

89分 マゾーラ(退場)



■試合後のコメント


◆ペトロヴィッチ監督

「後半に選手を交代したことによって、前線を2トップの形にしました。その狙いとしては、前から相手の長いボールを少し阻止しようということ、そして前線にもっと人数をかけて攻撃にいく、さらにマゾーラの場合は彼の個人的な爆発力に期待しました。前半は、啓太が1人で大きなスペースを守らなくてはならず、マルシオ、陽介が前の位置にいました。それを変更して、前からプレスをかけられるようにしました。ただ鹿島アントラーズは素晴らしいチームで、前半、2−0、3−0になってもおかしくないくらいの内容でした。それを、選手たちは後半、よく2−2まで戻せたと思います」


◆永田 充

「高崎がいることで、エジの負担が軽減されるのかなとは思いました。結果としては勝てませんでしたが、チームとして良い状態で終われたと思うので、これを次につなげないと意味がないですし、次のゲームがとても大切になります。ああいう展開で追いつけるのと、負けてしまうのでは、まったく違うので、良い流れにはなってきていると思います」


◆高崎寛之

「うまく入ってよかった。左も意外と持っている(笑)。僕が入った時はムードも最悪だったし、とりあえず動き回らないとボールは動かないと思っていた。これまで途中出場で何回か出ていたけど、なかなかシュートの場面がなかった。今日はそういう場面があったので、FWだし、打たないと何も生まれないので打った」


◆マゾーラ

「正直に言うと感情的になってしまいました。ボールを下に叩きつけてしまったのは良くなかったです。今後は気を付けます。浦和レッズのサポーターは、この世に数少ない、モチベーションを上げてくれる偉大な力を持っています。僕はその力をリスペクトしています。サポーターの力で戦っていける、良い仲間なのです」


◆高橋峻希

「後半は0−2になって難しかったけど、そこから追いついた。正直もう1点ほしかったとは思う。今日は前の試合よりも守備がはまらなくて、相手のいいようにやられていた」



前半が終わって情けなくなってしまいました.これが浦和?これがレッズ?この1週間で何も修正できておらず攻撃もまったくなく,ただただ45分は過ぎてしまいました.後半にようやく監督は動きマゾーラと山田暢を投入しその後には高崎を投入しました.その高崎がすぐに期待に応え豪快に一発!そして角度のないとことからマゾーラも一発!同点とはなりましたがそのまま試合は終了し,またしてもホームで勝つことができませんでした.


この試合には何もチームとしてのポリシーはなくただ打開策として個人技でなんとか同点に追いついたという内容でした.初めてマゾーラのプレーを45分間見ましたが今後大丈夫なんでしょうか?かなり疑問です.ラフプレーがかなり多くまた気が短いというか...得点と決めたとはいえ評価できるようなプレーではありませんでした.本人も反省しているようですがチーム,監督が正しく指導していかないと今後イエロー,退場,出場停止の繰り返しになるのではないでしょうか?