さいたまに生まれ、さいたまの学校を出てるが、幼稚園もさいたまの幼稚園に2年通った。
大和田幼稚園という。
いまもあるのかな。
そもそもに、僕の家のまわりには、幼稚園なんてなくて、バスに乗って通ってた。
しかも、当時、スクールバスなんてない。
一般の東武バスで通ってた。
幼稚園のバス停は、紅葉ヶ丘(もみじがおか)だったと記憶する。
バス停の周りには、お茶の木が植え込まれていた。
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幼稚園の思い出は希薄。
ただ、よく覚えてるのは、いつも昼食の時間になると泣き出していたこと。
昼食の時間になると、おなかが痛いと訴えたらしい。
自家中毒だとも医者には云われたらしい。
神経性胃炎だったかも知れない。
心因性の胃痛だったかもしれない。
いやな幼稚園児だ(笑)。
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その頃から、今までずっと胃腸は弱い。
小学生のときに、神経性の十二指腸潰瘍にもなっている。
いやな小学生だ(笑)。
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そんなに、幼稚園が嫌だったわけでもないと思う。
まぁ、記憶がないのでなんともだが。
バスに乗って行き返りは楽しかった。
こんな記憶もある。
バスの中でなんだか僕は浮かれていて、大声で歌を歌いだしてしまった。
風に吹かれて有頂天。
で、ふと我に返り、公共の場で、大声で歌ってたことに気づいて恥ずかしくなってしまった。
ほかに乗客もいたかもしれない。
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幼稚園児に目覚めた社会性。