こんにちは小松です。梅雨も明け、厳しい暑さが続いてます。私達も夏バテしないように水分だけでなく食事をきちんと取るように心がけています。
さて、今日は最新の工事の施工例をみなさんにご紹介したいと思います。
青山霊園の中の墓地で広さは12尺(約3.6M):9尺(約2.7M)です。
もともとあった墓地をリニューアルしたいというご依頼でした。
完成した墓地の写真です。
右側に建っている墓石は既存の物を少しクリーニングして据え直しました。
左側に建っている自然石風の石と周りの囲いの石を今回の工事で新設いたしました。囲いの石に関してはお客様からのご要望でなるべく地面に近い高さに設置いたしました。地面の中に実は15CMほど石が埋まっています。
自然石風の石に関しましては、これもお客様のご要望で緑系の石を探し、埼玉県と群馬県の境らへんの川でとれる石を使いました。この石も地面の中に50CMほど埋まっています。
特にこの墓地のお客様は自然のものがお好みで墓地の中の仕上げ方法も土面にいたしました。ただ、やはり雑草は生えてしまうのでまめな手入れかお花屋さんなどに依頼して年間に数回のペースで掃除を頼む方がいいかもしれません。
こんにちは小松です。梅雨明けもしていないのに真夏のような天気が続いています。水分補給をこまめにして室内にいる人も風通しを良くして熱中症に気をつけましょう。
今日は「施餓鬼」についてご紹介します。「施餓鬼」とは仏教における法会の名称です。法会の時期は盆として旧暦の7月15日に行われるのが一般的ですが、最近ではお参りされるお檀家さんを気遣って暑い時期を避け、6月頃に行われる事も多くなっています。
ただし、仏教の中でも浄土真宗においては、「施餓鬼」は行われない。
「施餓鬼」の由来としては目連の伝説と阿難の伝説があると言われています。
まず、目連の「施餓鬼」は、釈迦仏の十大弟子の目蓮が神通力(霊能力のようなもの)により亡き母の行方を探すあまり、やせ衰え苦しみを得ていた。そこで釈迦に助けを求めると「7月15日にご馳走を用意して心から供養しなさい」と言われ、その通りにしたら苦しみから救われた。(ただし、この経典はのちに中国で偽経であるという説が有力になっている)
これに対し、阿難の「施餓鬼」は、これも釈迦仏の十大弟子の阿難が静かな所で座禅瞑想していると、やせ衰え醜い餓鬼が現れ「お前は三日後に死に、私のような醜い餓鬼になる」と言われたそうです。それを逃れるためには「餓鬼道にいるあらゆる苦に対し飲食を施し三宝を供養する事だ。」と重ねて言われ、そんな金のない阿難は釈迦に助けを求めます。そこで一器の食物を供え、経を唱える事を教わった阿難はその通りにし、生命が延びて救われたと言われています。
この2つの話が混同され、多くの寺院で盆の時期に「施餓鬼」が行われるようになったそうです。