2011年1月のエントリー 一覧

改葬について

こんにちは小松です。今日は「改葬」についてお話します。

「改葬」と言われてもピンとこない方もいると思いますが、一言で言うと「お墓の引越し」です。今あるお墓の中の遺骨だったり墓石そのものを移動させることを「改葬」と言います。

「改葬」を行う際には手順が必要になります。最近実際にあったケースを例にご説明いたします。

今回のお施主様は青山霊園に新しく墓地をご購入されました。それまでは千葉県にある霊園に墓地を持っていてその墓地にご両親の遺骨が納めてありました。

まず必要なのが青山霊園の墓地使用許可証です。こちらが受け入れ証明書として遺骨を移動させる際には重要になります。その墓地使用許可証を持って千葉県の霊園に「改葬」と墓地の返還をしたい旨を伝えます。そこの霊園で墓地返還届や改葬申請書などを渡されそこに記入します。(霊園によって書類の種類は多少異なりますが重要なのはこの二点の書類です。)

次に向かうのがその霊園がある市区町村の役所です。必ず遺骨はどの都道府県のどの市区町村に納められてるか役所で管理されています。その役所へ行き、改葬申請書と新しい墓地の使用許可証を提出します。そうすると遺骨を移動してもいいですよという意味の改葬許可書が発行されます。

そして最後に青山霊園の管理事務所へ行き改葬許可証を提出します。この際に必ず青山霊園の墓地使用許可証を忘れずに添えて提出してください。その墓地使用許可証に「改葬」して移動させた遺骨が確かにここに納められましたという記載がされます。

これで「改葬」の手続きは完了です。箇条書きのようになってしまい分かりづらいかもしれません。申し訳ありません。

ご関心のある方はお電話やメールでも受け付けています。もちろんご来店いただき直接お話しもお伺いいたします。お気軽にご相談ください。

有限会社 鱸猛麟石材店      03(3401)6917

http://www.suzukimourin.jp/index.html

最新工事施工例

こんにちは小松です。今日は昨日に完成引き渡し式をしたばかりの工事施工例を紹介いたします。

この墓地は都営青山霊園内でお墓のリフォームを依頼された墓地です。工事施工前の写真がないのが大変申し訳ないのですがかなり墓地全体が痛んでいました。墓地の寸法は間口9尺(約2.7M)、奥行6尺(約1.8M)です。

まず工事の手順としては現状の墓地の墓石や囲いの石を撤去して更地に戻します。その後に掘削という作業に入ります。これは墓地全体の地盤を強くする基礎コンクリートを打込む為に地下に穴を掘ることを指します。そして打込んだコンクリートが乾いた上に新しい囲いの石を用意して設置いたします。

その後は納骨堂(地下)、墓石(写真中央)、塔婆立て(写真左奥)、墓誌(写真右)、お地蔵様(写真左手前)を設置していきます。そして最後に墓地の中にまたコンクリートを打込み化粧砂利を上に敷きます。このコンクリートを打つ作業は墓地全体を頑丈にする為だけでなく墓地の中に雑草などが生えない効果もあります。

今回この墓地で墓石として使った石は小松石といい、神奈川県で採掘される日本の銘石の一つです。ちなみに私が使ってる小松という名前も昔に飼っていた愛犬の名前で由来は社長がこの小松石が好きだというところからきています。

旧正月について

こんにちは小松です。寒く、乾燥した日が続いておりますが風邪やインフルエンザなどには十分に注意してください。そう言ってる私も先週に風邪をひいてしまいました。今は全快して元気にやっておりますが家に帰ったら必ず手洗い、うがいを徹底しております。

さて今日は最近よくニュースなどで耳にする「旧正月」について書かせていただきます。

「旧正月」とは旧暦の正月の事で旧暦の1月1日は通常雨水(今でいう2月19日)の直前をさしています。期間で言うと1月22日頃から2月19日頃が毎年変動してやってきます。

中国、韓国、台湾、ベトナム、モンゴルではとても重要な祝祭日で私たちが普段言っている正月より盛大にお祝いするのです。他にも中華圏の影響の強い華人(中国系住民)が多い東南アジア諸国でも行われます。

中国では「旧正月」を春節と言い都心部へ働きに出てる人達が故郷へお土産を持って帰るといわれています。その映像がよくニュースなどで報道されています。私も数年前に中国のアモイという都市に行った事があるのですがその時は旧正月ではなかったのですが朝の通勤時間になると車の渋滞や路線バスにものすごい乗車率でみんな乗っていたのを覚えています。急ブレーキをかけたらドミノ倒しになるのではないかと心配するほどの乗車率でした。

私たち石材業界でも製造部門を中国に置いている会社も少なくありません。「旧正月」の期間は中国の工場がストップする事もあります。その期間は大丈夫なのかと思われた方もいると思いますが大丈夫です。国内工場があります。もともとはすべて国内で作っていましたが、コストの面などで今は中国製が主流になっています。ですが技術や機械も日本から提供したものが多く日本には腕のいい職人さん達がいっぱいいます。

その職人さん達がもっと活躍できる場や時代を考えていくのも今後の私たちの発展の為に必要なのかもしれません。

本日の作業

こんにちは小松です。今日の作業を報告いたします。

作業内容は青山霊園の中で墓地を返還する事です。この墓地の使用者の側で墓地を継承する方がいなくなり使用していた墓地を東京都に返還する事になりました。

墓石を撤去し、納めてあるお骨を取り出して集合納骨施設に移します。ここまでは通常よくある作業ですが、この墓地には大きい松の木が生えていました。当然この松の木も撤去するのですがあまりに巨大だったので植木屋さんに依頼して枝をはらってもらい、私たちが木を抜きやすい状況にしてもらいました。そこから根を抜くために土の部分をスコップで少しずつ掘っていきます。その途中の写真がこちらです。

そこから一カ所ずつ根をむき出しにしてチェンソーで切っていきます。

実際にチェンソーで切っている写真です。この土を掘って根を出して切っていく作業をずっと続けていくのですが木がかなり巨大だったので根もすごく地下深くまで伸びていてそう簡単には抜けません。さきほど言った作業を朝から夕方近くまで繰り返してやっと抜けました。その写真です。

作業員5人(私も含めて)で取りかかっていましたが木が抜けて倒れた瞬間はみんなで拍手をして喜びました。ですがこれで完了ではありません。この倒れた木は巨大すぎて地上まであげられません。この木をさらに細かくカットして地上にあげて木を抜くために掘った穴に土を戻し綺麗に掃除をして完了になります。やはりこの作業全体で完了には丸2日かかりました。

作業後の現場を見るとまるで何事もなかったような状況になっております。

やはりこういった大変な仕事をやり遂げるとまたさらに社員同士の結束力や信頼も深まります。

以上、本日の作業報告でした。

年始のご挨拶

明けましておめでとうございます。小松です。

私共も今日から仕事始めです。今年もよろしくお願いいたします。

今年は去年よりも更新の回数を増やし、仕事の事はもちろんプライベートな事も少し交えてご紹介していきたいと思っています。そこから少しずつでも私共の会社なり墓石というものに近づいてもらえたら幸せです。

なので今回は新年一回目の更新ですので私自身の事をもう一度書かせていただきます。

名前  小松(昔の愛犬の名前)

性別  男

年齢  27歳

趣味  サーフィン、ゴルフ

ざっくりとしたプロフィールはこれぐらいです。

ちなみに私はこんな顔をしています。

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