2011プレシーズンマッチも最後となりました.栃木県グリーンスタジアムでJ2の栃木SCとの戦いです.グリーンスタジアムには数多くのレッズサポが参戦しスタジアムのサポはちょうど栃木,浦和で半々となりました.
★栃木戦スタメン
GK:山岸
DF:平川、永田、スピラノビッチ、宇賀神
MF:啓太、柏木、マルシオ
FW:達也、マゾーラ、エジミウソン
SUB:加藤、坪井、野田、青山、原口、セルヒオ、高崎
スピラノビッチがようやくスタメン入りです.マゾーラか原口かの選択はマゾーラになりました.このところ好調な高崎はベンチスタートです.
■試合結果
Jリーグ・プレシーズンマッチ 栃木SCvs浦和レッズ
2011年2月27日(日)13:03キックオフ・栃木県グリーンスタジアム
栃木SC0−1(前半0−0)浦和レッズ
得点者:74分高崎(レッズ)
観衆:10,271人
◆交代:
HT マゾーラ→原口元気
60分 柏木陽介→セルヒオ
60分 田中達也→高崎寛之
86分 マルシオ リシャルデス→青山隼
◆警告:
80分 スピラノビッチ
■試合後のコメント
◆ゼリコ・ペトロビッチ監督
「今までの試合の中で一番よくない内容だった。J1でもJ2でも、相手に大きな力の差はない。どの試合も難しい。ただ、試合に勝ったことは選手の自信になったのではないか。他のプレシーズンマッチや練習試合でも、J1とJ2が対戦しても得点差は少ない。引き分けもたくさん見られている。お互いのレベルの差は小さいと思う。
我々は今、準備段階なので、まだ100%ではないと思うが、それを言い訳にするつもりはない。栃木はものすごくいい試合をしたので、賞賛に値する」
◆高崎寛之
「FWとして点が取れたので仕事はできた。まだまだいい動きをして、質の高いプレーをしたいと思う。
チームとしては引いた相手への攻撃のバリエーションが少なかった。自分が入ったら、スペースを作ろうという意識はあった。もっと前が動かないとチームは動かないので、いいサッカーするにはもっともっと動きが必要だと思う。トレーニングマッチではたくさん点を取ってきたし、今日も点を取ったので、Jリーグが開幕しても点が取れるようにいい準備をしたい」
◆原口元気手
「思いっきりよくやろうと思っていたし、勝たないといけないと思っていた。結果的に勝てたことは良かった。ヒロ君(高崎)が中に入っているのが見えたので、クロスを上げればチャンスになると思っていた。左足でのクロスのトレーニングをしているので、練習の成果が出せた。縦へ行ければ内側へも行けるので、プレーの幅が広がる。マゾーラの存在は刺激になっている。自分も3年目なのでポジションを取って活躍したい。関塚さん(U-22日本代表監督)もチラッと見えたので、そこにもアピールしたいと思っていた」
◆柏木陽介
「勝てないと思っていないし、俺達はもっといいサッカーができる。昨日のゼロックススーパーカップを見ていて、もっとできると思っていたが、今日はこんな試合になった。不甲斐ないというか、自分にいら立ちがある。コミュニケーションが足らない訳ではない。いい時はとことんいいし、悪い時はとことん悪いのが、このチーム。ひとりひとりの意識を変えないといけない。ミスをした時に誰が悪いと思わずに、ミスをするから違う人が頑張ってチームを立て直せるようにしないといけない。ミスはある。それを減らし、カバーできるようにしたい。自分も運動量が少なく、リズムを掴み切れないでいる。
今日の試合で怒らない監督もサポーターもいない。俺達は浦和レッズなので。当たり前のことを当たり前にやらないといけない。今日はとことん落ち込んで、開幕に向けてサッカーに集中したいと思う」
事態は深刻...
1-0で勝利とは言え内容は酷いものでした.シュートはわずかに6本.9番のエジミウソンはほとんどボールに触れず..チーム連携はバラバラ..パスミスを連発!これがペトロサッカーか?
柏木のこの言葉がすべてではないでしょうか?
「今日はとことん落ち込んで、開幕に向けてサッカーに集中したいと思う」
もう来週にはJ開幕です.あと1週間しかありません.監督の指導はもちろんですが選手個人の意識の問題もかなりあると思います.この1週間の成果に期待したいと思います.