一週間前に、カブトエビの飼育セットを買った。
「カブトエビ伝説」
というタイトルのもと、小さな水槽と、カブトエビの卵と水質安定剤とエサなどがセットになったものだ。
もともと、出生率は悪いとマニュアルにもあったのだが、卵から孵化したのは2,3匹。
そして、一週間後までに生き延びたのは1匹だけ。
わかりにくいと思うが、写真がそれ。
7mmくらい。
このカブトエビと、子供の頃に採ったカブトエビとは同じ種類なのだろうか。
田んぼの水の中にそれはたくさんいた。
でも、その思い出はさいたまの田んぼの思い出じゃない。
さいたまよりも北に加須というところがある。
そこの田んぼ。
なぜ、加須かというと、小学校の先生の家へみんなして遊びに行ったのだった。
小学3年、4年の担任の教師のことなので、そのくらいの思い出ということになる。
田んぼの中に居たそれがめずらしくて、みんなで採った。
ビニール袋に入れて持ち帰ったはずなのだが、たしか駅のホームに置き忘れ。
そんな思い出。
そのカブトエビと、このカブトエビとは同じ種類なのだろうか。
そのときのカブトエビは黒かったと思うのだが、このカブトエビは白っぽい。
その、小学3年と4年のときの教師というのは、大学を出たての新任だったのだが、僕にとっては感謝しても感謝しきれないようなひとだ。
たぶん、今に至るアイデンティティの源泉を形作ってくれたひと。
その先生の思い出があって、アクアショップで目についたカブトエビ飼育セットを買ってしまったわけである。
ところで、ぜんぜん関係ないけど、その昔、どっかのファミレスで
「かぶとえびのスープ」
というメニューがありまして
・・・・・
もちろん、
カブ と エビ のスープですよ(笑)
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