蚊の季節です。

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暑いですね。

散歩するのも暑くて大変です。

 

コタロウも暑さには強くないので散歩は日が落ち始めた頃からになります。

道路も日射で熱くなっていない日陰を選んで歩くようになります。

 

ドッグランの中ではコタロウが遊んでいるのをベンチに座ってながめていることになるのですが、暑いこの時季は蚊が寄ってきて困ります。

 

しょうがなく蚊対策として虫除けスプレーの力を借りることにしました。

このスプレーの効果は素晴らしくぱったり蚊に食われることがなくなりました。

 

虫除けスプレーのほとんどはディートという成分の薬剤を使っているのですが第2次世界大戦直後にアメリカ軍が開発したもので、ベトナム戦争、湾岸戦争と戦場で使われてきました。きっとランボーもこのスプレーに助けられていたことでしょう。

 

虫除けスプレーは昆虫の嫌う匂いを吹き付けて蚊を近づけさせないというものですが、この甘ったるいような匂いはいやな香りではありません。昆虫にはいやで人間には良い匂いという都合の良いものです。

 

ディートは大変効果のある薬剤で効き目の持続時間も長く価格も安いため、園芸用の害虫忌避剤としても使われています。

 

長年無害の薬剤といわれて使われてきましたが、近年になり100%安全ともいえないことが判明してきました。

 

ディートの濃度の高い虫除けスプレーを長年使っている場合とか、赤ちゃんがスプレーの薬剤を大量に吸い込んだ場合とかで障害が出たり死亡したりする事例がでています。

 

100%安全性が立証されていないものは使いたくないと考える人はディートを使わない虫除けスプレーを選んでいます。99%の人が安全に使えても1%の不安要素があるものは使いたくないと考える人向きのものです。

 

こちらの方は天然ハーブなどから抽出したオイルを使っているため今のところ無害といわれています。効き目はディートに比べ多少劣り、持続時間も1〜2時間と短いのですが何よりも体に安全だということです。

 

この安全性の高い虫除けスプレーはアロマテラピーで使われているエッセンシャルオイルをアルコールと水で混ぜ合わせたもので自分でも簡単に作れるものです。

 

アロマテラピーというのは、良い香りを嗅ぐことによって癒しの効果が得られ、リラックスできることでストレスが無くなり心身が健康になるという芳香療法です。

 

たくさんあるエッセンシャルオイルの中で虫除けに効果のあるオイルはシトロネラ、ティートリー、レモンユーカリ、レモングラス、ゼラニウムでこれらのオイルのどれかを6〜8滴程度水に溶かしてスプレーするのです。

 

化粧品と同じようにこれらのオイルを元として数種類の好みのオイルを1〜2滴足して香り付けをして各種製品が売り出されていますが混ぜているオイルの種類としては次のようなものがあります。

 

ナツメグ、シナモンなどのスパイス系のもの

ローズマリー、ペパーミントなどのハーブ系のもの

ローズウッド、シダーウッドなどの樹木系のもの

ラベンダーのようなフローラル系のもの

レモン、ベルガモット、スイートオレンジなどのシトラス系のもの

 

これらはオイルですので水には溶けないため、順序としてまず容器にアルコール5mlを入れ、ベースのオイル6〜8滴と香り付けオイル数種を1〜2滴を入れて良く混ぜ合わせます。

 

これに45mlの水を足してスプレー容器に入れるだけです。

 

アルコールも体に良くないのではないかと心配する人はアルコールの代わりにキャリアオイルと呼ばれるホホバオイルなどを使うこともできます。

 

暑いこの時季公園への散歩には半袖短ズボンの格好で出かけていきますので、どうしてもヤブカの攻撃を受けてしまいます。今日も虫除けスプレーの力を借りて散歩を続けています。

 

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