さいたま市北部には岩槻区、見沼区、北区があります。
岩槻区には岩槻城址公園と岩槻文化公園があります。
見沼区には七里総合公園が、北区には市民の森があります。
岩槻城址公園はその名の通り岩槻城の跡を公園にしたもので、昭和38年9月に開設されました。
以前は岩槻公園と言いましたが、岩槻市が合併によってさいたま市になった時に現在の岩槻城址公園に変りました。
この公園は名前からすると庭園っぽい公園のようですが、それだけではなくスタンドのある本格的な野球場と広い多目的グラウンド、テニスコート2面を備えた運動公園でもあります。
公園内にはこのほか、市民会館いわつきがあって結婚式とか集会が行われていますが、ここの展望レストランからは桜の満開時公園内の桜を一望することができます。
子供の遊び場もたくさんあり、ワンパク広場は子供たちでいつもいっぱいです。
長いジャブジャブ池もあったり、昔の土塁も残っていて空堀が公園内をめぐっていたりして遊び場には事欠かない気がします。
岩槻城はむかし白鶴城とも呼ばれていたらしくそのような碑が立っていたりします。
ピクニック広場の前には噴水のある池があり、意味のわからないトーテムポールがあったり、昔の東武線のロマンスカーが展示されたりしています。
またここには童人形のカラクリ時計があって、毎日10時、12時、1時、3時には時報とともに人形が踊ります。
この公園には400本の桜の木が植えられていて、サクラの名所になっていて毎年4月の上旬桜まつりが行われます。
菖蒲池と赤い八ツ橋と桜の花のコントラストが見事です。
朱塗りの八ツ橋の下には花菖蒲が植えられているので、6月中旬頃にはきれいな花を眺めることができます。
この公園では、毎年4月29日には岩槻流しびなが行われて楽しい風物となっています。
駐車場は3ヶ所で290台止められますが、さらに50台分の臨時駐車場があります。
http://blog.ecity.ne.jp/takatoi/blog/detail/11152.html
岩槻文化公園は、槻の森スポーツセンターと呼ばれている多目的体育館を中心とした公園で昭和63年11月にオープンしました。
中心にある体育館の前には陸上競技場がありいろいろな競技に使われています。
駐車場から公園に入ると、一番手前に村国山というひょうたん形の小山があるので登ってみると下に陸上競技場、体育館が見えます。
この小山からはぐるりと回りの遠景を眺めることができます。
公園を奥に進んでいくと体育館の右側に村国池と呼ばれる池が出てきますが汚い池です。
石板を敷き詰めて作られたような人工的な池なのにやけに汚いのはなぜでしょうか。
その奥に進むとわんぱく広場に出ますが、ここは長いすべり台や大きなネットの遊具があったりする子供たちの遊びのコーナーです。
このコーナーの横に丸太造りの階段があるので上がってみると、そこはうっそうとした雑木林になっています。
それほど長くはないのですが自然林の中を散歩することができます。
一番奥にはテニスコートがありますがきれいなコートが5面ありました。
そのほかにはわんぱく広場の隣につどいの広場という芝生の広場があります。
公園の入口から体育館の前までは、車の入れる道路が続いていて右側が公園左側が第2、第3駐車場になっています。
第2駐車場と第3駐車場の間には、村国運動広場があっていつもちびっこサッカーチーム達が練習しています。
駐車場は4ヶ所あって全部で700台止められます。
http://blog.ecity.ne.jp/takatoi/blog/detail/8048.html
七里総合公園はオープンはしているもののまだ工事中の公園です。
この公園は11ヘクタールの公園になる予定ですが、今のところ3ヘクタールが出来上がっているだけの状態です。
公園の名前にある総合とは「休息、鑑賞、散歩、遊戯、運動等の総合的な利用に供する・・・・・・」という意味ですが、現在のところ遊戯、運動等といったところが不足し散歩するには狭い気がします。
この公園は見沼代用水沿いにつくられている公園のひとつですが、公園の真ん中に見沼代用水と並行した加田屋川という川が流れていて、川の東側は自然を残したビオトープ風の公園、西側は運動公園とする構成になっています。
ビオトープ風にできているので野鳥が飛んできたりしますし、苗木を植えられてから余り経っていないのでまだ木は弱弱しい感じですが自然と触れ合いながらの散歩ができて気持ち良いです。
今のところ出来上がっているのは東側だけで西側は現在のところ工事中です。
逆ではないため子犬の散歩としては都合よく、公園内につくられた池や川の周りを散歩して歩くことができます。
歩き足りないところは加田屋川の川岸の散策路を歩くことができます。
でもまだ広さが足りないのでグラウンド側が出来上がるまでは多少不満が残ります。
ただこの公園訪れる人があまりありません。入口がとても入りにくいからです。
車で公園に入るには、さいたま記念病院と見沼代用水の間の細い道路を通って駐車場に入らなくてはならないのですが、この道路車の行き違いができないくらいの細い道です。
現在、加田屋川を渡った反対側に別の駐車場をつくって別の入口を作っているようですのでそれが出来上がればもう少し入りやすくなるのでしょう。
こざっぱりした公園に仕上がっているのに来園者がほとんどいないというのはもったいない気がします。
子供の遊具も形ばかりのものが駐車場の横にあるだけでしたが、加田屋川の反対側にもう少しましなものができてきています。
駐車場は公園への入りにくさを考えれば十分なスペースはあると思います。
でも舗装はされてなくジャリ敷きです。
http://blog.ecity.ne.jp/takatoi/blog/detail/5989.html
市民の森は見沼代用水西縁と芝川の二つの川にはさまれた公園で、昭和54年10月にオープンになりました。
この公園の目玉は大きなネットで囲われたりすの家があることです。
このりすの家は、さいたま市になる前の大宮市が市のマスコットとしてリスのトトちゃんを選んだことがきっかけで本物のリスも大切にしていこうという気持ちで作られた施設だそうです。
りすの家には200匹以上のシマリスが放し飼いになっています。
リス園の中の小道を歩いて行くとあちこちでリスが動き回っているのを観察することができます。
リスは冬眠をするそうで冬はあまり動く姿は見れないそうですし、一日の中でも朝のうちに活発に動き回るそうです。
ここも例外ではなく子犬のコタロウは入ることができませんので、子犬の散歩はりすの家の外側を散歩することになります。
この公園は中央に広い芝生の広場があって、端の方にいろいろな施設ができている構成になっています。
入口手前側にはロックガーデンがあります。
りすの家は芝生広場の右側にあります。
左側はグリーンセンター本館、大温室、ホタル小屋、リス小屋、盆栽展示場などがあります。
芝生広場の奥側はジャブジャブ池になっていてその先が大きな階段ですが、
その下にまた広い芝生広場が広がっています。
この芝生広場の両脇は林になっていて散策ができます。
さらに奥には市民農園、果樹園などの畑が続いています。
この公園の芝生はとてもきれいな芝生ですが、原則ペットは入れないようなのでコタロウは芝生の周りの散歩になります。
かわいいシマリスたちがたくさんいる公園ですが、子供の遊具類は全くないのでリスをながめた後は芝生広場で遊ぶことになるでしょう。
グリーンセンターでは週末直売所が開かれて季節の新鮮な野菜や切り花、花苗などの販売をしますのでこれを楽しみに訪れる人もいます。
駐車場はサクラの木に囲まれたところにあるので少し薄暗い気がしますが、花見の時期にはこの公園も桜が見事です。
駐車台数はかなりあっても花見のシーズンなどは一杯になってしまうのすが、公園裏手の市民農園の方にももっと大きな駐車場があり、全部で300台以上の駐車ができます。
この公園の前の畑では菜の花が植えられていたり、すぐそばの見晴公園では風車が回っていたりしてなかなかの景色を堪能することのできる公園です。
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