北葛飾郡の公園で栗橋町にあるのは豊田コミュニティプラザと権現堂公園の二つです。
鷲宮町は弦代公園と沼井公園、杉戸町はアグリパークゆめすぎとです。
松代町には松伏総合公園とまつぶし緑の丘公園があります。
豊田コミュニティプラザは多目的広場、ジャブジャブ池、修景池、テニスコート3面がある公園で、平成11年4月にオープンしました。
広さは3.3ヘクタールとあまり広くはないのですが、公園の隣の広い空地にコスモス、ポピーなどが植えられているので公園の一部のように楽しむことができます。
また、公園の横を流れている水路には桜の木が植えられているので桜の花見をすることもできます。
さらに、この水路の隣は広い畑で、蕎麦が植えられていて毎年10月には赤花そば花見の会が開かれるほど一面そばの花が咲き誇ります。
多目的広場の手前には、萌芽と名付けられたモニュメントのある小山がありますので、いつものようにコタロウは喜んで駆け上っていきました。
訪れた時はに水は流されていなかったのですが、夏になれば格好のちびっこの遊び場になりそうなジャブジャブ池があります。
修景池はこじんまりとしたものでまだ整備が進んでいないといった感じでした。
この公園の隣には陸上競技や野球のできる町民スポーツ広場があるので、コスモス畑や赤花そば畑などを加えるとかなり広い散歩コースのある公園と言えると思います。
駐車場は10数台分くらいの広さしかありませんでした。
権現堂公園は平成20年4月にオープンしたばかりの県営公園です。
桜の花見で有名な幸手市の権現堂桜堤を中心とした公園で、権現堂調節池(別名 行幸湖)の周りを公園として整備したもので、全体として34.8ヘクタールの大きさになります。
このうちオープンしたのは、栗橋市側の1号公園と幸手市側の4号公園で、2か所合計11.2ヘクタール分です。
権現堂1号公園は運動広場と水生花園の周りにジョギングコースがつくられている公園で、周りを散策するようになっています。
できたばかりですので、真新しいのですが、がらんとした感じです。
水生花園もまだ整備中で鑑賞できるようになるまではまだまだ日数がかかりそうです。
ここは行幸湖(みゆきこ)のメインとなる大噴水や桜堤からはかなり離れているので将来的には単に運動場だけになってしまいそうで心配です。
駐車場は広々していて相当台数分止められそうです。
弦代公園と沼井公園は東鷲宮ニュータウンの開発によってつくられた公園で調節池の周りを整備したものです。
弦代公園は広さは8.0ヘクタールで大部分が池です。
この公園の池は釣りを楽しんでもらおうと、釣り桟橋というのが3つあります。
気持ちとしてはここだけで釣りをして、景観を乱さないようにしてほしいというのでしょうが、釣り人はそのような気持ちではなく別のところでも糸を垂らしたりしています。
コタロウは池の周りの一周1200mの遊歩道を歩いて散歩しますが、少し歩き足りません。
この公園は東鷲宮ニュータウンの人達で、自然と環境を守る会がつくられて、美化と保全管理がされているようです。
子供の遊具としては、わずかに木製アスレチック遊具があるくらいです。
この公園にしては十分な大きさの駐車場があります。
弦代公園のそばに沼井公園があります。
この公園は広さは弦代公園の半分の大きさで、やはり大部分が池ですが、そのほかにテニスコート2面があります。
こちらは弦代公園と違い釣り禁止で、自然な姿を残していこうとするビオトープ風のつくりになっています。
池の中に島が二つ作ってあり、水生植物が池の中にたくさん植えられていて水鳥が好みそうな環境作りをしています。
池の淵にはバードウォッチングする場所として、観鳥舎という場所がつくられています。
池の周囲は遊歩道になっていますが、こちらは一周600mですので、コタロウは両方の池を回ってちょうど良いくらいの散歩量です。
こちらの公園はブランコ、滑り台といった遊具が置いてあります。
駐車場はこの公園にしては十分な台数止められる広さがあります。
杉戸町にあるアグリパークゆめすぎとは道の駅でもあり、農産物を直売したり食事をしたりできる本館棟という格好の良い建物があります。
この建物は杉戸町が姉妹都市となっているオーストラリアのバッセルトンの農村民家をイメージしてつくられているそうです。
道の駅にしてはとても広く、10.2ヘクタールもあるところで平成13年4月にオープンしました。
ここは農業に親しんでもらうことが主旨の施設のようで、ひだまり広場、わんぱく広場、樹林の森、イベント広場、花の丘、みはらしの丘、桜の広場、あいカモ池などの公園施設の他に、カントリー農園、ふれあい農園、みのり農園、体験水田、ライスセンターなどがあります。
コタロウが散歩するところは公園施設の方だけですが、結構広くてきれいに手入れされています。
ひだまり広場は広い芝生の広場で屋外ステージも備えられていて、いろいろイベントが催されているようです。
噴水のあるジャブジャブ池は小さな子供が喜ぶでしょう。
わんぱく広場にはふわふわピョンがあったり、いろいろな遊具があります。
みはらしの丘はコタロウの好きな小さな山で、上からあいカモ池などが眺められます。
あいカモ池には蓮の花や花菖蒲の花が植えられています。
池の周囲には芝桜がきれいに植えられていますので、4月初旬から5月にかけて鑑賞することができます。
こじんまりと小動物も飼われています。
植樹の森ではバーベキューもできます。
駐車場は242台分あるのですが、日曜日などは満車になってしまうため臨時駐車場も用意されていて全部で429台の駐車が可能です。
松伏総合公園は、正確には松伏総合公園と松伏記念公園の二つの公園なのですが、公園の中にいるとどこで分かれているのかよく解りません。
公園内には多目的グラウンドが二つとテニスコート4面の運動施設があります。
そのほかに公園内には田園ホールエローラ、松伏町中央公民館、B&G松伏海洋センターの建物があります。
コタロウが散歩するところは池の周りにつくられている散策路とグラウンドの周りですが、何といってもこの公園の調整池が気に入っています。
普通の調整池は長方形の池ですが、ここの調整池は自然の池の形をしていてとても良い雰囲気です。
まるで高原の湖畔のような気分になれます。
その上、メルヘンチックな白い風車まであるのです。
ここの池にも花菖蒲が植えられています。
桜の木もたくさんあるので花見にもいい公園です。
子供の遊具は平成19年につくり変えられて新しくなっています。
この広場の隣には松伏町出身の、テニスのハニカミ王子石川遼君の偉業をたたえた桜の記念樹と記念碑があります。
駐車場は大小5か所くらいありますが日曜などは止めきれず路上駐車する車も多いようです。
まつぶし緑の丘公園は里山ゾーン、広場ゾーン、水辺ゾーンで構成された公園で、人と環境にやさしい都市公園として、整備が進行中の県営公園です。
出来上がれば26.5ヘクタールの広さになりますが、現在は平成19年4月から開園された広場ゾーンの一部と管理センターだけで5.6ヘクタールの広さです。
水辺ゾーンは池の部分が出来上がり水が張られているのですが、植栽などは行われてなく、将来ビオトープ風になるのですが今はまだ立ち入りです。
里山ゾーンは小山をつくり雑木林となるよう木を植えて散策路をつくり、小山の上には展望広場をつくる予定ですが、まだ小山も土が少し盛り上がっているかなという程度で完成は相当先になるものと思います。
芝生広場の一部には花畑があって春はポピー、秋にはコスモスの花が楽しめます。
駐車場は新しくて広いスペースが用意されています。
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