さいたま市の中央部には大宮区、浦和区、中央区があります。
大宮区の公園は大宮公園、大宮第二公園、大宮第三公園、大和田公園があります。
浦和区には駒場運動公園があり、中央区には与野公園があります。
大宮公園は古くからある公園で、明治18年9月にオープンした埼玉県を代表する県営公園です。
この公園はサクラの名所でもあり日本さくらの名所100選にも選ばれています。
公園にはいろいろなものがあり、博物館、体育館、競技水泳場、弓道場などがあります。
県営野球場や競輪場があるほか大宮アルディージャの本拠地となるサッカー場もあります。
大宮氷川神社とつながっていて白鳥池、日本庭園、自由広場と神社側から散策して来ることもできます。
小さな子供用の施設も用意されていて小動物園と児童遊園地があります。
小動物園にはフライングゲージがあってフラミンゴとかクジャクだとかの大きな鳥も自由に飛び回っていたり、ツキノワグマ、りす、さる、アナグマなどが飼われたりしています。
児童遊園地には動く遊具もあったりしますが、ここの遊具は昔の遊園地で見た遊具がいまだに残って使われているといった感じの遊具です。
新しく作られた公園はどこも広い芝生広場があるのが当たり前ですが、古くからある公園は芝生広場があまりないのが普通です。
昔の公園は日本庭園っぽくつくられていて芝生をあまり使っていません。
公園に対する考え方とか好みが変わってきたためでしょう、最近の公園は広々した気分が得られるようなつくりにしているように思えます。
子犬はどちらの公園も好きなのですが、コタロウはどちらかというと芝生の上を走りまわれる方を好んでいるように思います。
この公園は広いので舟遊池の周りを歩いたり、桜や松の木だらけであまり広場っぽくない自由広場を歩いたりしても十分散策できますが、気が向けば氷川神社側に行くこともできます。
駐車場は300台くらいあるので困らないのですがケイリンが行われたりするとこの台数ではとても足りず大宮第二公園の駐車場も使っています。
http://blog.ecity.ne.jp/takatoi/blog/detail/8749.html
大宮第二公園は大宮公園の拡張部として昭和55年にオープンとなった公園です。
大宮公園は計画としては73.4ヘクタールの大きさにする予定ですが、公園の横にすでに住宅などが建っていたため少し離れた場所で拡張しなくてはなりませんでした。
公園から離れた場所につくられたため、本来一つの公園であるところを第二公園という名称を付けたのだろうと思います。
さらに、第二公園から通りを隔てて拡張をしていきましたので大宮第三公園という公園もできています。
本体の公園が35ヘクタールであったところ、第二第三と増やしていって現在は全体で67.8ヘクタールまで広がってきています。
大宮第二公園にあるものは軟式の野球場と22面もあるテニスコートなどの運動施設とアジサイ園、梅林、菖蒲園、日本庭園、茶室、ギャラリーなどです。
ほかにもチビッコ広場には子供の遊具類が少しあって何に使うのか分からないドームの広場があります。
また公園の奥には、とても広い芝生の広場があってそこの遊水池では釣りをすることができます。
ここの芝生広場は全体が調節池になっていて、土手に続く斜面の部分がコタロウの好きな芝生ですので、芝生の上り下りができるためコタロウは喜んで走り回ります。
公園内には梅の木が650本ぐらい植えられていますので、2月上旬から3月中旬くらいまでは梅の花の観賞ができます。
花でいえば4月中旬からはハナミズキの花が、6月にはアジサイの花が見られます。
広い芝生広場には遊水池とは別に、スイレンとか花菖蒲が植えられていて木道が架けられている池がありますので、6月ごろからこちらの花も鑑賞することができます。
駐車場は250台分ありますが多目的広場が臨時駐車場に変りますので催しなどが行われるときは相当台数の駐車ができるようになります。
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大宮第三公園は、さいたま春日部線の道路をはさんで大宮第二公園と隣り合っています。
第二公園と同様、見沼田んぼの跡につくられた公園で見沼代用水西縁と芝川に挟まれた形であります。
この公園は大宮公園の拡張部分として平成13年からオープンになっています。
この公園のコンセプトは見沼田んぼの原風景を維持していこうとするもので、自然を生かしてなるべく手を入れない公園づくりをしていくことです。
公園のほとんどが見沼の広場、つどいの広場などの広い芝生面で、中に見沼の沼という木道が架けられた沼があります。
でも木道から眺められるものはヨシとかマコモなどの水辺の雑草だけです。
花壇というようなものもなく、2か所柵で区切られた場所で菜の花が植えられています。ここは季節によりコスモス畑などになったりしています。
そのほかはバラアーチが一つあるぐらいです。
奥の方には見沼の森と呼ばれるところがあり、野鳥観察舎というところがありましたが柵があって入ることができませんでした。
広々した公園なのでピクニックなどにはいいと思いますし、子犬もおもいっきり走り回ることができます。
駐車場はなぜか林間駐車場と名付けられており駐車台数は67台分です。
大和田公園は大宮第二公園の隣にある、さいたま市営の公園で昭和42年4月からオープンになっています。
この公園は運動施設のある公園で、さいたま市営プール、さいたま市営大宮球場、テニスコート7面がある公園です。
この公園の周りは公園施設などが集まっているのでどの施設がどこのものか解りづらくなっています。
大和田公園の施設は上の3施設だけで隣にあるその他の施設は大宮第二公園の施設です。
芝川をはさんで対岸には、さいたま市営大宮体育館があります。
体育館と芝川の間には調節池があり、普段は体育館のグラウンド(多目的広場)として使われています。
この調節池の並びにもう一つ調節池がありますが、こちらは芝川第七調節池で池の底に水がたまった状態であるため、グラウンドとしては使われません。そのため釣りをしている人などをちらほら見かけます。
この調節池の東側には大和田緑地公園があってこの地区の希少野生生物の保護を行ったり、再生実験を行ったりしているとのことで今のところ立ち入り禁止の公園になっています。
大和田公園自体はほとんど散歩するところはありませんので、子犬の散歩は芝川の土手沿いを歩いたり、対岸の体育館あたりや第七調節池の周囲を歩いたりすることになります。
この調節池は降りることができますが、かなり雑草だらけであることと生活排水が調節池に浸み出して足もとがぬるぬるして歩きづらいところがあったりします。
大宮体育館の前とか第七調節池の辺とかには、桜の木がたくさん植えられていて花見の時期にはきれいな花を咲かせます。
駐車場は大宮体育館の駐車場に止めることができると思います。
大宮区にはこの他規模は小さいのですが合併記念見沼公園という公園があります。
この公園は大宮市と与野市と浦和市が合併してさいたま市になったことを記念してつくられた公園で、平成19年11月にオープンしたばかりの新しい公園です。
この公園は、公園のある地帯である見沼田んぼと呼ばれているところの自然さを後世に残していこうとする見沼セントラルパーク構想という計画によってつくられたものです。
この構想は見沼田んぼであった地域に100ヘクタール規模の公園と緑地帯を作りだす計画で、今は3.9ヘクタールしかない合併記念見沼公園は50ヘクタールまで拡張していく予定です。
公園内はかつて見沼であった雰囲気を出すため、広く沼地をつくり沼には木道を渡して沼の観察ができるようにしています。
沼には島もつくられていますが、まだ完成していないのでどのような形に出来上がるのか今のところ分かりません。
この沼地の部分の他は、ほとんどが広い芝生広場できれいな芝生が植えられています。
そしてこの公園は、他にはガランとした管理棟があるだけで子供の遊具類などは全くありません。
この公園の横はずっと荒れた感じの見沼田んぼの跡が広がっていますので、後々この地帯が全部公園に拡張されていきます。
数年後にはさいたま新都心のセントラルパークとして大きな公園になっているはずです。
駐車場は60台分用意されています。
駒場運動公園はサッカー場の駒場スタジアムを中心にした公園で、昭和42年9月にオープンしました。
ここは埼玉スタジアムができる前までは、浦和レッズの本拠スタジアムでしたが現在は準本拠になっています。
この公園はスタジアムの他は、補助競技場と相撲場があるだけの公園であと小さな憩い広場があるくらいです。
子犬の散歩としては歩くようなところが少なくとても散歩にはなりません。
この公園のある一角は、青少年宇宙科学館というプラネタリウムのある施設や浦和駒場体育館があるのですが、やはり子犬の散歩ができるようなところではありません。
かろうじて、浦和駒場体育館の横にある駒場緑地が散歩できるような場所になりますが、コタロウの散歩にとっては広さが足りません。
それでもここは、松の木のたくさん植わった林の中を散歩できますので、浦和の住宅街の中での散歩とは思えない気分にはさせてくれます。
駒場体育館にはテニスコートがあって利用者も多いようです。
車の駐車は体育館の駐車場を利用することになります。
浦和区の公園はこの他、北浦和駅の前にある北浦和公園があります。
ここは、埼玉大学が現在の場所に移動する前にあったところを公園にしたものだそうですが、県立近代美術館があったり彫刻広場、日本庭園、音楽噴水などがあります。
広さがあまりないことと何よりも駐車場がないことで、コタロウはこの公園の散歩はしません。
与野公園は、明治10年5月から開園している古くからある公園です。
この公園はサクラがきれいなのですが、昭和52年にバラ園がつくられてからはバラで有名な公園になっています。
公園内はそれほど広くはないのですが、バラ園のある北側と子供の遊び場にしようとしているらしい南側が道路によって仕切られています。
この公園の主となる方は北側で、バラ園、天祖神社、噴水のある池、児童遊具のある広場、多目的広場や林の散策路などから成っています。
バラの花は47種類2700本植えられているそうで、毎年5月の第3週あたりの土日にバラまつりが開かれてたくさんの人を呼んでいます。
桜の木は、園内いたるところに植えられていてサクラの名所にもなっているので花見に訪れる人もたくさんいます。
噴水のある小さな池には、中島があり銭洗弁天が祀られていて神橋という赤い色の橋が架けられています。
児童の遊具は少しレトロな感じがするものですが、隣の広場には最近各所の公園で見かけるようになったロープのジャングルジム(ロープタワーという名称なのでしょうか?)もひっそりと設置されています。
古い公園のため、公園内の木は大きく茂っていてバラ園のところ以外は少し薄暗いような気がします。
子犬の散歩は林の散歩道を歩いていくことになりますが、平たんな道だけでないのでコタロウは楽しそうに散歩しています。
南側の公園は水の広場という水遊びができそうなコンクリート造りの池があり、山の広場という小山のところにカラフルな変わった形の橋の遊具みたいなものがあります。
コタロウは遊具で遊ぶということはしないので、どのようにして遊ぶのか分かりませんが遊具としては結構大きなものです。
駐車場は北側、南側両方にありますが、合わせても30台くらいしか止められません。いかにも車での来園は考えられていない時代につくられた公園です。
http://blog.ecity.ne.jp/takatoi/blog/detail/8607.html
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