オランダの特徴を語るとき”お天気の話”は絶対にスルーできません。
なにしろ「ダッチウェザー〜気まぐれお天気〜」と世界的にも有名なくらいで、そのコロコロ変わること変わること、乙女心のごとしです。
天気予報も「くもりのち晴れ、のち雨のちくもり、のち雨のち晴れ強風・雷注意」ってな具合。
なんで〜〜。 おそらく原因は「国の位置」にあるのでありましょう。
オランダは北海をはさんでイギリスととなり合っていますが、北緯なんと52度!これって〜北海道は稚内よりはるか北、カラフト北部と同じでっせー。ブルブルブル。
でもそれほど寒くないのは、北海に流れ込んでいるメキシコ湾流という、フシギな暖流のおかげ(^_-)-☆。そしてこの暖流が大量の水蒸気をわきあがらせるため、オランダにはいつも雲がモクモクモクモク浮かんでいるのです。
さらに一年中吹きつける偏西風に乗って、雲はすごい速さで動いています。
雲の行く先で雨が降り、雲が吹き飛ばされて晴れになり、また雲がやってきて・・・なるほどお天気が変わりやすいのも、ガッテン、ガッテン、ガッテン!!
<この写真、主役は雲です。モクモクモク>
さらに空気中に水蒸気が多いためか、ひこうき雲がとっても多く、しかもクッキリはっきり。
お天気が変わりやすいのには当初びっくり!でしたが、慣れてくると結構イケてます。なぜって朝、雨が降ってても「どーせまた、すぐ晴れるさ〜」と気楽な気分でいられますから。(^^♪
オランダ人が傘をささないのもナットク。さしてしまってさしてしまってまたさして・・・じゃぁね。いえ私はさしてます、急速にオランダ人化してきているような気がしても、やっぱり日本人なんだなぁ。
さてこちらでは今度の日曜日(10/28)から冬時間になり、時計を一時間遅らせます。ワーイ、だ〜ってもう朝晩すっごく暗いんだもん、早く冬時間にしたいー。子どもたちが学校へ出かける朝7:00でも、空は星空、お月見だってできまっせー。
あるときは、起きてみればあたり一面”霧まみれ”という日もあります。
気温もずいぶん下がってきました。一昨日の朝は特に寒く7:00amの気温が0℃。車のフロントガラスはガチンコに凍っておりました。初めてのケイケンに「ドッヒャー」とたまげましたが、これから冬になると毎日だそうで・・早速グッズを買い揃え冬に備えるたけじろうなのでした。
<越冬グッズ〜車のフロントガラスの氷とり棒と解凍スプレー>
しっかしいよいよ来たか・・実はね〜〜寒いの苦手なんですよ〜。ワオーン
<PS.>
「ダッチウェザー=変わりやすいお天気」は春・夏・秋のジョーシキらしい。
冬は「ダッチウェザー=ひたすらどんより・くもりと雨」のようです。なるほどね。。。ますますワオーン!日本の「小春日和」が懐かしい〜。