今年はじめての雪が降りました
朝の気温は−5℃、空気の中の水蒸気が凍って降ってきたような、細かーい雪です。
家の中はスグレ者のヒーターのおかげでとっても暖かく、体が温まっているので外に出た直後はそれほど寒さを感じませんが、3分も外にいるとシ〜ンシンと冷えてきます。
オランダの冬、いよいよ本番。というところですが、長く寒い冬を少しでも楽しく過ごそうと、こちらではいろいろな「冬のおたのしみ」が。前回登場の”シンタクラース”もそのひとつですが、今日のお題は 「スケート」
この時期、公園やセントラムと呼ばれる広場に、スケートリンクがやってきます!
”やってくる”って〜〜?と思っちゃいますが、オランダ人は巨大な車にすべてを積んで、一定期間店開きする 「特設(仮設?)○○」がお好き。
毎週必ずやってくる「オープンマーケット」はもちろん、「大遊園地」や「レストラン見本市」みたいなのや「サーカス」まで、大々的にやってきます。(サーカスはそれが普通かな?)
というわけで、うちの近くTilburgの”レイソフ公園”にもメリーゴーランドや宝釣りやゴーカートと一緒にスケートリンクがやってきました。
スケートはオランダの伝統的な冬の遊び。子どもたちの体育でも習います。昔は運河が凍って、ひょいと庭先でできたらしい。水泳と同じく子どもたちにとっては、習っておかないと”落ちるぞキケン!” ってことですね。
移動式イベントに欠かせないのが「オリボーレン屋さん」
オリボーレンは大晦日に食べるボールドーナツのようなお菓子ですが、レーズンやりんご入りのものもあり、粉砂糖たっぷり、もちもちでGoo!
北部フリースランド州では、凍った運河を200km以上も滑るスケートマラソン「11都市マラソン」が開催されます。が、氷の厚くはった年限定。1909年に始まって以来、まだ15回しか開催されていないこのレース、前回は1997に11年ぶりで行われ、国中が大フィーバーしたとか。
”寒い冬になるだろう”という予想が出ている今年は、どうかな〜?