みなさま、世界中が「オバマ新大統領にくびったけ」の今日この頃ですが、たけじろうも三たび復活!(ふっかぁぁつっ、オバマ氏とは全く関係なしですが・・)ご無沙汰しました。

「あけましておめでとうございます。 今年こそ丑年 モウモウモウ」

 オランダ人はとっても牛が好き。「今年は丑年なのよ」と教えたら喜んだのなんのって。

 さて、たけじろうが「フリーズ」していたのは、昨年末〜年始にかけてオランダ南部を襲った猛烈な寒波のせい。(ほんとか?)いえ、寒波はほんとです。何しろ最低気温−15℃までいったかんねー。もう記念すべき寒さでした。

でもジモピー(地元の人)の中には「10年前はこんなのが普通だったね。レッカーフリーゼンド(楽しい冷え込み?)だ」なーんて言ってるツワモノも。言うね言うね〜。

  

<水鳥たちも泳げません。凍った運河をスタスタ歩いて移動>

 運河が凍ればスケートだ!とばかり、オランダの人々は大喜び。みんなで氷に乗って大丈夫なの??

 <風車の下をスーイスイ>

                 

    <跳ね橋があがってるのはスケーターたちのため?ですね・・・>

 街の広場には特設スケートリンクも作られます。これは毎年のおやくそく。

         

  

 雪も降りました。2008年の初雪(Tilburg)はなんと11/23、早かったね〜。

    

<雪だるまと一緒に、雪合戦だ〜。子どもは風の子!?>

 

 気温の低い朝は空気の中の水蒸気が凍って、木の枝を真っ白に飾ります。

       

 <雪が降ったのではなく”樹氷”です。こんな町なかで!?ううっさむっ>

 でもおうちの中はほっかほか。それはこの愛しのヒーターちゃんのお蔭さま。

玄関やお風呂にも(おうちによってはトイレにも)あるのが嬉しいのよね〜。

          

           <これ、去年も使った写真じゃん!>

 

 さて2008年も例によって、オランダにはサンタの代わりにシンタが来ましたよ。もちろん家来のズワルトピットを大勢連れて。

   <おてんばピット>

 今年の私の大発見は「スプリーズカドーチェ」、ってなんじゃそれ?訳すと「ビックリプレゼント」かな?

 シンタさんの日には、人間同士(?)のプレゼント交換もさかんに行われますが、プレゼント本体はさておき、その「いれもの」でとにかくビックリさせるらしい。オトナもやるけど「子どもたちの学校にすごいのがいっぱい飾ってあるよ」と聞きつけて、現地の小学校に行ってみましたたけじろう。

 <オオッこれか、すごっ!>

                     

<例えばWiiを欲しがってる子にはこういうパッケージで。中身は別としてね>

   <とてもプレゼントのパッケージとは思えぬ、斬新なデザインですね>

↑の写真右の巻紙は「ヘディヒト」と呼ばれる詩を書いたもの。プレゼントには必ず韻をふんだポエムをつけて贈るらしい。ステキね。(でも、難しい・・・)

  

<これらはみんな小4〜6年生の子どもたちの作品。

                  すばらしい力作ぞろいで、もう感動!>

 そこでたけじろうも思わず大発奮。大阪出身のあの方のために、作ってみましたスープリーズ(サプライズ)なパッケージ。

 <な、なんじゃこれは!?>

 子どもたちに「ハンバーガー?」と言われて大ショック!ちがわい、たこやきだい!

 し、失礼しました・・・そーんなわけで2008年も押しつまり、お約束の「狂乱花火」のバカ騒ぎの中で年が暮れ、新しい年が開けたのでした。

   

<あーぁ、今年も飽きずにクレイジー・・・>

 世界的不況のさ中にあって、友達の友達のオランダ人は2000ユーロも花火に使ったらしい!(計算してみてください・・)花火は12/31のam10:00〜1/1のam2:00までしかあげられないから、1日で2000ユーロ灰にしちゃったって訳。まったくもって「アホや!」

 さてそんなお気楽なオランダにも、世界不況の影響はやっぱり忍び寄っている様子です。ここを何とか乗り切って、ワールドワイドに明るい2009年になりますように!ことしもよろしくぅ。