やった〜〜、勝った〜〜!! いえサッカーのヨーロッパ選手権。オランダが第一戦目のイタリアに続き、第二戦目でフランスにも勝っちゃいました!絶好調のオランダチーム、その勢いは、もうどーにも止まらない〜♪(^^♪
今オランダは、国中ナショナルカラーのオレンジ色だらけになって盛り上がってます。そして今日はルーマニア戦にも勝っちゃって(^^♪決勝リーグに全勝での進出が決定しました〜!!今日も街角やスポーツカフェからは雄たけびが聞こえていましたよ。あら?でもこの光景、とある国のとある町に似ているような・・(さて、どこでしょう??)
オランダのクレイジーなサッカーのお話はまた別の機会にするとして、今日はドライブツアーの続きをお送りします。
ルクセンブルクを後にしたたけじろう一家は、フランスに向かってGo Go Go!
途中、Bouillon(ブイヨン?)というスープみたいな町で一休み。
<Bouillon城は、中世は11世紀の古〜いお城。中は博物館です>
さてランチタイム。「えっ、フランスなのにトスティー(トーストサンド)がある!」なんてひとり驚いてたら、それもそのはず、ここは再びベルギーでした。ハイウェイの国境って見逃すんですよねー。まるで「埼玉県と群馬県の県境」くらいのカルさなんだもん。(ローカルですみません)
ベルギー・フランスの国境を越えて、いよいよやってきましたシャンパーニュ地方。いきなり広がる、一面の菜の花ばたけ〜〜
<これは何の畑かな?>
さすがフランス、肥沃な大地。広い〜、豊か〜、お金持ち農業国〜って感じです。こうなると我がオランダなんてかわいそうになるね、牧草地ばっかりですから。何せ国土のほとんどがポルダー(かんがい地)だからね、土が悪いのよ。
ほどなく着いたのは、シャンパーニュ地方の中心都市Raims(ランス)です。
<市庁舎。ほんとにみんな国旗がお好き・・>
街の中心にある「ランス大聖堂」は、なんと401年に建てられたもの。以来フランス歴代26人の王の戴冠式が、ここで行われているのです。
現在の建物は13〜15世紀に再建されたもので、”ヨーロッパ最高の傑作”といわれているそうな。
翌朝、私達は今回の旅のお目当てのひとつ、シャンパン蔵へ向かいました。
すると行く手に広がるは、おお、見渡す限りのブドウ畑!
あれれ?ずいぶん小さい木。苗木かな?と、「ブドウ棚」をイメージしていた私たちはびっくり。苗木ではありません、これでも結構古株。ブドウ栽培地としては低温のこの地域では、保温のため、木の背丈を低く、なるべく地面に近いところで育てるのだそう。知らんかった〜。
<小さな台車に座っての作業です。ご苦労さん>
ランスから車で30分ほどで、Epernay(エペルネ)の町に着きました。
<日曜だけどやってます。MOET&CHANDONの醸造所&見学コース>
「フランスのシャンペン蔵」っていうから、も少し素朴なところをイメージしてきた私たち、見学予約したMOET&CHANDON(モエ エ シャンドン)の華麗な建物にビックリ。
<玄関に立っていらっしゃるのは・・おお、かの有名な・・> (拡大します)
ドン・ペリ神父はシャンパンを発明した、といわれる盲目の神父ですが、酒ビン抱えてる姿は、ただの酒飲みおじいちゃん。でもここは・・かの有名なドン・ペリを造ってるところなのね・・・
しかも「モエ エ シャンドン」は、250年の歴史をもち、いまや世界一の規模を誇るシャンパン醸造所なんだって!
<セラーは地下をくりぬいて続いてます。その長さ、なんと全長28km!>
フランスの法律では、ここシャンパーニュ地方で造られたもののみを「シャンパン」と呼ぶことが決められています。他の地域のものは「スパークリング・ワイン」
見学の最後に試飲をした、たけじろうたち、試飲の勢いで一本買っちゃいましたよ。120ユーロのドンペリを・・・じゃなくて「モエ・ロゼ」 35ユーロ也。
ちなみにドンペリとは、葡萄の出来の特にいい年の、特によくできたシャンパン、つまりビンデージの中のビンデージ。
では、そのドンペリの一番の輸出先はどこの国でしょう?
ピンポン!そう、日本です。「ドンペリチャチャチャ」って、あれのせいね・・・