ワークシェアリング

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オランダでの生活は、な-んでこんなにのんびりゆったり気持ちいいんだろ??と考え続けて3年間、たけじろうはある結論に達しました。

それは「時間&空間に、ムダいっぱいあるから!!」 と言ったらちょっと極論か??

前にも書いたけど、ココには"なんのため”にあるのでもない緑のアキチがいっぱい。

 <実は犬のふんだらけ・・ううっ・・・>

 こういう土地は一応「国有地」。いつも公共費用(税金)できれいに整備されてます。                

        

   <働くくるまが、けっこうひんぱんに来るんです。これは”芝刈り車”>

そしてこういうところに、カワイコちゃんたちが生息してますの。 キャーキャー!

            

           

<ずらーり並んだこの子たちは”家畜”です。日本でも今、牛ちゃんたちが話題の的ね>

 

という具合に、小さくて人口密度の高い国の割には、「空間の余裕」がなぜか、あるのだよ。

 

 だけどそれ以上に感じるのは「時間の余裕」。ここではとにかく時間がゆっったり流れてる。そしてそれを生み出しているのは、その名も高き「ワークシェアリング」

  たとえば、小学校の授業が終わるのは2:30ごろで、親たちはお迎えに。

その中にパパが多いのなんのって。  

  <4割ぐらいはパパざんす。>

 

 

 お迎えは、もちろんママと交代なのだろうけど、平日の昼日なか、パパさんたちがこれだけフリーでいられるってことは・・・ああワークシェアリングのたまものです。

 なんでも「週5日勤務」の人が「週4日勤務」に代える場合、給料が20%減るだけでそのほかの雇用条件は同じ、しかも収入が減るので所得税の割合が下がり、結果としてはおトク、というアタマイ〜イシステム。これってなんでも、わがティルブルグ大学の経済学部チームが考え出したものなんだって!

 「企業はたいへんだよ」とは夫の弁、ほんとだね。

なかなか新しい会社が作れない→便利なものが作れない→不便 という構図は確かかも。

 でもね、かつての暮らしを思い出し考え込んだたけじろう。”便利”になればなるほど ”忙しく”なるのはなぜだろう??

 そこで”ヨーロッパ通”のAちゃんに聞いてみた、「ねーねー、欧州っていろんなこと、わざと不便にしてるのかな?」

 Aちゃんの答え「そうだよ、あたりまえじゃん。」だって! えええっ、ほんとに〜??

 

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