オランダのカーニバル

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 日本はサクラの開花も近いそうですが、みなさまその後お元気ですか?

 こちらは一時ずいぶん暖かくなり、気温も10℃くらいまで上がりましたが、最近はまた「寒の戻り」? 朝の気温は4℃でした〜!まだまだ寒いよ。

 このところまた筆が滞ってしまったようで。いかんいかん、ごめんちゃい。

 今日はリオのカーニバルならぬ、オランダのカーニバルの話題いきましょう。

 さて先月2月の最終週は、カーニバル・ウィークでした。

 学校はカーニバル・ホリデーでお休みになり、会社でも自主休業続出。各地でパレードが行なわれ、週末は徹夜で飲めや歌えの大騒ぎ。              

           

 普通の日とちがうところは、みんなが「仮装」しているところ。すごいよ。

      

<マダムはオレンジのウィッグで>     <もちろんお子ちゃまも>

 今年のイースターは4/12。「今年の」というのはこの休日”春分の後の最初の満月の次の日曜日”ということで、毎年日が変わるちょっとフシギな祭日。

 で、そのイースターの前の40日余が”聖なる日々”(四旬節)で、その間は粗食に耐えることになってるので、その前に思いっきりハメはずして、飲んで食ってバカ騒ぎしちゃおう!というのが「カーニバル」なのであります。(あーややこしい・・)

         

  <カーニバルがあるのは、カトリックの多いオランダ南部だよ〜!> 

 以上ほぼ全て、日本のメル友Aちゃん(ローマ・カトリック教徒)の受け売りでした。失礼!         

        

<あいにくのダッチウェザーで写真は暗いが、ピンクヘアーはばっちりネ!>

 オランダ人にはクリスチャンが多いですが、最近は「教会に行くのはクリスマスだけ。それも今年はナシ」みたいな人がほとんどで、「粗食」のほうはパスしてカーニバルだけ楽しんじゃうのが一般的。その「いわれ」すらみんな知らないかもよ、Aちゃん。

 <ぼくたち、ただ飲んでるだけ〜>

 50年ほど前までは、ここも宗教色が強くて、さまざまな宗派がそれぞれにコミュニティーを作り、学校も結婚も宗派の中で、だったそう。かなり窮屈なことも多かったようで、その反動で今は、「一応クリスチャンだけど、教会なんて行かないわ」と言う人が増えている、ような気がします。

                      

 <電車から降りてくるのも、こんな人たちばっか・・・びっくりしたー>

 さてカーニバルでは、町ごとにシンボルカラーが決まっています。

   

    <わがまちティルブルグはオレンジ&グリーン>

                  

                   <隣町デン・ボッシュは赤・白・きいろ>      

 シンボルキャラクターもあるらしい。ティルブルグは「つぼ」(?)デン・ボッシュは「かえる」だってよ!

  

 パレードではいろんな人たちが、グループごとに扮装したり、「山車」をひいたりして行進します。こんなかんじ、どっかで見たことあるような・・あっ「うらわまつり」のおみこしだ!

 

 この後私たちはものすごい人ごみに巻きこまれ、平均身長180cmの見物人たちに埋もれて窒息しそうになりましたが、その中で扮装していないのは私たちぐらい!?来年は絶対キメて来ようね!!

            

        <でも、ここまでは無理かもね。。。脱帽!>

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