さて、オランダの暮らしにもどります。
先日「オランダの食べ物はまずい」と書きましたが、衣・食・住の中でオランダ人が明らかに入れこんでいるのが「住」。みなさんお家に手をかけて、それはそれはきれいにしています。
こちらの家は一戸建てもしくはテラスハウス、3階建、というのが一般的。1階の通りに面した部屋がリビング、という家が多いです。リビングには大きなガラス窓があって、その窓をきれいにかざっています。レースのカーテンをちょっとだけ開けて、飾り物をおいている家もあるし、カーテン全開にして部屋の中も丸見え、その奥の中庭まで丸見え(写真)という家も少なくありません。丸見えのリビングや中庭は、これがまたきちんとしていて住宅展示場のようにすてき。
当初は、そのオープンさと気合にビックリしましたが、どうやらこれは宗教上のしきたりらしい。オランダはプロテスタントの国ですが、神様に「どうぞいつでもごらんください。やましいことは何もありません」とお見せしているそうな。リビングは”公共空間”ということになっているんだって。
ちなみに私もちょこっとだけカーテンを開けて、庭に咲いていたお花を飾ってみましたが、とてもとてもこちらの方々にはかないません。気合が違う。
それぞれの家にはもれなく前庭と中庭がついていて、中庭が運河をへだてて通りに面している家もあります。その場合中庭が丸見え。みなさん中庭にも手をかけていて、うちのお隣りさんの中庭は特にステキ。
こんな風に庭にテーブルを置いて、お茶したりビール飲んだりBBQするのがこちら流。一方うちの中庭といえば未だにこんな感じ。
うーむ、夏に向けてこれから変身させるぞー。乞うご期待!
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