コメントをカキコんで下さるお友達が増えて、嬉しいたけじろうです。MADAKOちゃんマロンさんタメチャマyumikoさまありがとー。メル友Aちゃんも待ってるよ。それからおらおらそこのF中ママのあーた、MAHOさまを見習ってちょうだいね。。
さてさていよいよお待ちかね、「アイスランドの旅」レポートをお送りいたします。
たけじろう一家が首都レイキャビクに到着したのは、'07年はクリスマス・イブイブの12/23。いきなりキャンドルサービスの人ごみに巻き込まれ、そのまま流される私たち。
<ローソクin 人ごみ。スリル満点です>
行列をリタイヤし、手ごろなレストランで夕食。ところがあらら、本日のメニューは2品のみですって。イブイブだからー?でもその2品というのが聞いてビックリ! ??マッシュルームスープ ??レインディア・スープ!(なんと、トナカイのスープ)ですってよ!
<パンの容器をちぎりながら食べます。レインディア、美味!>
一夜明けてクリスマス・イブ。レンタカーにて「シンクヴェリトル国立公園」へ向かうも、雪道と吹雪のためリタイヤ。”レンタカーがおすすめ”って聞いたんだけどそれって春・夏・秋のジョーシキだった?と親2名(運転手)にわかに不安に陥る・・
気を取り直してショッピングへ、といっても食料の買出し。なにしろ24日の夕方から26日朝まで、全てのお店が完全に閉まる、いうことなので。その辺はオランダと同じだけど、ふと子どもの頃の「年末年始のニッポン」を思い出して「そーいえば大晦日、買いだめしたよねー」と親2名、しばし昭和30年代のノスタルジーにひたる・・のでありました。
<おおっ、24h営業のコンビニだ!欧州にもあるんだねー、感動。>
アイスランドはご存知クリーン・エネルギーの国。何しろ発電は82%が水力、残る18%が”地熱発電”で火力に頼ること0%!(’01年) 。これってすごくない?電気は低価格で、そのためか街や民家のイルミネーションは盛大です。でもそれは冬のあいだの「日の出11:00、日の入り14:00」という”夜の長さ”にも一因が。イルミネーションのし甲斐がある、ってもんですね。
<町中キラキラしてきます>
25日、クリスマス。予想どおり街はシーンと静まり返っております。そんな中私たちは愛車(レンタカー)を駆って、「犬ぞり」体験すべく雪道の長時間ドライブに出発したのでした。(「犬ぞり」は驚くべきことに、クリスマス・デイでも予約できちゃったのだ!)
あーおもしろかったかわいかった!ワンワンワン。
さて「クリスマスディナー」はお約束のパンとチーズとetc。しかも前日買ったやつ・・・こういう旅もたまにはイイってもんだ。。
翌26日はお目当てのひとつ「ブルーラグーン」へ行きました。
ここは”地熱発電”に使ったお湯を再利用した、巨大露天風呂。「気温−4℃のなか露天風呂ってどうよ?」という当初の心配もどこへやら、キモチよーく2時間ばかりもつかってしまいました。底がねっとりした白いドロで、足の裏までクレイパックでe-キモチ。あ〜極楽ゴクラク。
<写真をget。 F先生、ありがとございます!>
念願の地熱温泉にも入ったし、お天気も回復したし、次のターゲットはズバリ「オーロラ」でしょう。いつ・どこへ行って・どー見るか?家族4人で知恵を絞り出し、作戦会議。そーだシーフードでも食べながら、ってことで街へ。晴れたけど、さすがに寒いねー。気温はただいまマイナス11℃。さすがは北極圏です。
<建物はシンプルだけど、中はとっても快適&けっこうゴージャス>
街ではまたもや夕食の食料を買い込んで、(今度はオーロラ張り込み用)暗くなるのを待ちかねます。ってすぐ暗くはなるんだけど、オーちゃんが見えるのはやっぱり21:00以降なんだって。家族作戦会議の結論は「オーロラツアー・バスのあとをつけて行けば、ハズレなく見られるにちがいない。」という少々姑息なもの。。だって〜”どこで・いつ・見れるのか?”とネットで調べてもホテルのフロントで聞いても「God knows.Good luck!」って。えぇ〜?そんなもんなの〜?
しかし結果は、見事作戦成功!オーロラバスの運ちゃんにはマカレたが、行方とおぼしき辺りの暗闇、おー、ふと見上げれば満天の星空のもと、待つこと1時間弱。来ました来ました、現われましたよオーロラ姫!!あー写真撮れなかったのが残念だなー、あの神秘のグリーン・ベール!うっとり。。って実際は「あれかな?あれじゃん?あれだあれだーー!」というくらいの、ワリと小さめの、満天の星空の1/8くらいのオーちゃんとの遭遇でした。
<他にもいろいろ、行きました>
<'86,ゴルバチョフ&レーガン会談で有名なホフディーの家。これにて米ソ冷戦は終結へ>
(ガイドブックからのパクり写真で失礼します)
さてわれわれの旅も終盤。いやーアイスランド、物価が高いのがタマに傷だけど、シンプルで静かで、寒いんだけど人々はあったかい、雄大な自然に抱かれたステキなところだったね、と満足のうちにパッキング、次の日は家路につきました。 ・・と思いきや、いやはや人間の欲望は底知れぬ。昨日オーロラ姫との感動的な出会いを果たしたばかりなのに、もっとハッキリくっきりしたオーちゃんが見たい!、赤いのも見たい!という約一名のネチッコイ意見に全員がコロリと賛同。最終日の夜も私たちは、例の観測スポットへイソイソと向かいました。そしてさらに帰国の日、「朝でも見れるんじゃん?」という根拠あやしき意見にまたもや全員がコロコロ賛同。4:00起きしてまたまたかの地へスタコラサッサと出かけたのでありました。
しかし、神は我らを見放したか、はたまたその欲深さにあきれ果てたのか、オーロラ姫はあの日以来、2度と再び私たちの前に姿をあらわしませんでしたとさ。 おしまい。
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