在蘭日本人子女教育事情 ?

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 さて、何やさんでしょう? ってまたその話?前回から1ヶ月近くたってるのにー?違います。今日はマジな、学校の話。で、これは長女の通うインターナショナル・セカンダリー・スクール・オブアイントホーフェン(ISSE)にあるお菓子の売店。 

 この学校ではam10:30ごろとお昼休みに、PTAがボランティアでキャンティーンと称するフードサービスのお店を開けていて、生徒や先生たちがガバガバ買いにくる。売っているものはお菓子(写真)、サンドイッチやバーガー(ボランティアが作る)、コロッケ、マフィン、ドーナツ(ボランティアが解凍・加熱)、カップ麺やスープ、のみものなど。つまり長女の大好きなスナック類ですよ。ほとんどの子どもたちがランチも持ってこないで、ここで買って食べてるみたいだけど、お値段リーズナブルのうえヘルシー&フレッシュ。

 日本での高校時代から必ずお菓子を持って登校していた((>_<)らしい・・)長女としては、学校でオープンにお菓子が食べられるということ、もしくはその事実に象徴される学校のユルーイ雰囲気が、いたく気に入っているようで、

毎日たのしそうに通学しています。

<ポテチもあるで〜>

 初めて親子で学校に見学に行って驚いたのは、生徒たちがすごくオープンでフレンドリーなこと。長女と同じ15・6才の女の子2人がごく自然に「ハーイ、今度入学するの?グレードはいくつ?」と話かけてくれたのには、長女も嬉しかったみたい。その後も彼女たちとは仲良しなんだって。先生に連れられて校内を見学しているときも、目が合うと気軽に「ハロー」「ハーイ」と挨拶してくれる子どもたち。先生に「みんなフレンドりーですね」というと「英語のニガ手な転校生が来るのがフツー、という学校ですから」 ナルホド。これなら我が娘の転校初体験もスムーズかも、とホッと胸をなでおろしました。

 しかし、日本で予想し危惧していたように、高等教育を外国語で受けて理解するという現実は、やはり厳しかった!ISSEではIB(インターナショナル・バカロレア)という大学入資格取得を目標としていて、このテストがかなりの難関、加えて準備期間2年間はレポート&プレゼンテーションの嵐(もち英語で)というもので、「もう一年かけたほうが、より良い成果が上がると確信するわ」とかなんとかいう内容の指導教官のひとことで、留年・落第も続出。現に今のクラス内にも14才から18才までの生徒がいるんだって(てことはトビ級もアリなのね・・)

 まあこちらでは、その先生の意見にも「いえ、わたしは進級して生まれ変わり絶大な成果をあげて見せます」と宣言すれば進級できるようで、「留年!ガガーン」という悲壮感はなく、たいていは「わかりました。もう一年かけて、良い成果をめざしまーす」と納得してダブる生徒が多いみたいだけど。さてお菓子がたのしみなわが長女、卒業までに何年かかるのでしょうか?(ふ、不安だわ・・) 

 授業は厳しいけれど学校生活は、キャンプあり、パーティーあり、スポーツあり、規律なし、ですごく楽しそう。親の心配をよそに本人は何年でもいたい、なんて思っていたりしてね。 学生生活の詳細はISSEのHPをご覧ください。

 http://www.isse-school.nl/

次回は次女の通う 「ロッテルダム日本人学校」 のレポートをお送りします。

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