2008年11月25日、(社)日本人形協会埼玉支部が節句に関する啓発絵本を作成し埼玉県内全域の保育園・幼稚園に無償で配布することなり、報告のため知事に表敬訪問しました。
会場は知事室で11:40から行われ、訪問者は(社)日本人形協会埼玉支部長・倉片順司氏、同協会埼玉支部副支部長・矢作恒良氏、同協会埼玉支部青年会長・山田一徳氏、埼玉県議会議員・小島信明氏が訪れ知事へ報告をしました。
この絵本は地域の人形店の後継者を中心に30余人のメンバーで2000年の10月に発足した(社)日本人形協会埼玉支部青年会「彩雛会」が発行しています。
絵本を作るきっかけは、節句の意味や飾り方などを毎年、協会に問合せがかなりあり、資料などの要望もあった事と、核家族化が進み、平安の昔から続いてきた「ひなまつり」や「端午の節句」が単なる慣習として行われるようになってしまっているのが現状。そこで、この素晴らしい日本独特の文化の中身を伝えていくことを目的に製作しました。
絵本にした理由には、全国に多数の保育園や幼稚園があります、そのほとんどで「お節句行事」が行われています。この絵本でお節句を楽しい夢のある集いにしてほしい。またこの絵本を幼児教育の教材として利用し、子供たちに節句という行事に込められた祖父母や両親との深い「絆」を感じてほしいとの思いが込められているそうです。
今回、埼玉県内全域の保育園(746園)・幼稚園(国公立65園・私立557園)に「モモちゃんのひなまつり」と「だいちゃんのよろいかぶと」を各1冊ずつ贈呈する事にしました。12月から2ヶ月くらいかけて配布予定。
●上田知事からは、古くから日本の伝統行事として行われてきた「ひなまつり」や「端午の節句」をわかりやすく伝える幼児向けの絵本ができたことは大変喜ばしい事。また、この絵本を県内の幼稚園や保育園に無料で配布される日本人形協会埼玉支部の皆様のご尽力に対し深く敬意を表しますと話されました。
●報告当日は、岡島副知事のところへも訪問しました。
岡島副知事も絵本を手に取り熱心にご覧になっていらっしゃいました。その絵本を見る目は優しいお母様の表情になっていらっしやるように感じました・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この絵本は書店では扱っていません。希望者には問い合わせいただき在庫を持っている人形店を紹介しています。遠方の方は送料別途で送付も可能。
●「モモちゃんのひなまつり」・・・1,050円
●「だいちゃんのよろいかぶと」・・・1,050円
現在『イーシティさいたま』では、絵本「モモちゃんのひなまつり」と「だいちゃんのよろいかぶと」を各1名・計2名にプレゼントしていますよ♪
問い合わせ先
社)日本人形協会埼玉支部青年会・事務局
電話048−757−8881
FAX048−757−8891
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
上田知事と語る埼玉自慢ブログ【彩じまん】編集部・木原真弓
コメントする
※ コメントは認証されるまで公開されません。ご了承くださいませ。