『上田知事vsイーシティ埼玉・岡本社長』対談

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埼玉710万県民に愛され親しまれる地域ポータルサイトを築き、魅力ある街づくりと県経済の活性化に寄与することを企業理念」として2005年10月に設立。地域密着型のポータルサイト『イーシティさいたま』の運営事業を開始。


                       

 2008年4月18日より埼玉県庁広聴広報課の協力で、この「上田知事と語る埼玉自慢ブログ【彩じまん】」Blogを立ち上げ埼玉県の魅力発信を行ってきまた。開設以来『イーシティさいたま』のアクセス数も、2008年9月には月間1000万ページビューを達成し、更には2009年2月3日に埼玉県のマスコットコバトンのグッズ専門店『コバトン屋』をオープンしたとこを機に今回、2月12日に上田清司埼玉県知事と株式会社イーシティ埼玉の取締役社長・岡本比呂志との対談を行いました。



対談の様子は以下の通り



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《岡本社長》
「本日はお忙しいところありがとうございます。」と挨拶を交わし、対談の流れとイーシティ埼玉の概要を話すと・・・。


《上田知事》
株式会社イーシティ埼玉の事は良く知っています!本社移転の式典にも行ってますし・・・」と知事から熱い歓迎を受けました。
知事から熱い歓迎




《岡本社長》
まずは、上田知事に埼玉県の「観光」「物産」「農産物」などのPRをお願いします。


《上田知事》
◎埼玉の地酒と農産物をPR
あまり気づかれていないが、埼玉県は川の面積No.1。環境省が名水100選を選んだその中に埼玉県は4つも入り1位タイである。埼玉は結構きれいなところ、水もよくお米も良い、野菜も良い、緑も豊か。もちろん水が良いという事はお酒も良い。日本酒鑑評会で毎年、関東では金賞1位である。金賞入賞率も毎年1位。酒の生産量も全国6位である。
※さすが埼玉地酒応援団の顧問も務める上田知事!埼玉の地酒もPR。


◎交通や施設をPR
大宮を基点とすると新幹線が上越長野・東北山形・秋田と5分おきぐらいに大宮を通り、道路に至っては関越道・東北道・常磐道と高速道路が3つ入っている。東京外郭環状道路だけは埼玉県側だけきていて、圏央道ができると交通インフラがグレードアップする時期を迎えている。
埼玉スーパーアリーナの稼働率は幕張も横浜も敵わないNo1である。
また、彩の国さいたま芸術劇場は、蜷川監督が『ゴールドシアター』始め、『ガラスの仮面』、人気絶頂の小栗旬や藤原竜也を起用してのアピールも凄く、蜷川監督曰く他の劇場と比べても世界で5本の指に入ると絶賛している。
浦和レッズ・アルディージャ・埼玉西武ライオンズ、そしてNHK連続テレビ小説「つばさ」などを熱く語り、なんとなく時代の風は埼玉に吹いている埼玉は魅力的であると話は尽きない・・・。
※上田知事、彩の国さいたま芸術劇場に出演していた小栗旬や藤原竜也の名前がサラサラと出てくるなんて凄いです!


◎観光のPR
川越は蔵の街並みで「倉敷」「近江八幡」「川越」と人気度で3番目である。ライン下りでは1位「京都奈良の保津川」、2位「四万十川」、3位「天竜川」に続き長瀞は4位。秩父の芝桜は全国のゴールデンウィーク人気ランキングのベスト10に3年連続入賞している。

            
工業製品も光学は1位。非常に技術力のある会社が多い、と続ける。



《岡本社長》
岡本社長
知事がおっしゃる“ゆとりとチャンス”ゆとりという意味では環境が素晴しい。チャンスというところではビジネスというところでチャンスがある。生活するにも、ビジネスとしても両面良いところがありますね。
埼玉はエコロジー(環境)とエコノミー(経済)を両立できるのでは・・・。


《上田知事》
事業所の伸び率も東京都に続いて2位である。
さいたま市にある見沼田んぼの魅力を語り、田園の魅力と都市の魅力をうまくマッチできるようにすれば、さいたま新都心を地方の仙台や広島に匹敵するくらいのブロック都市になるでしょう。



《岡本社長》
知事が現在、力を入れていらっしゃる「みどりと川の再生」の現在の取り組み状況と今後の展開については・・・。



《上田知事》
30年間で川口市や春日部市に匹敵する緑を失っている。みんな緑は好きだし何とかしたいという思いはあるが、どうしても今ある財政に力を入れるのが現状。そこで、緑の再生にはどうすべきかという点で、Co2を排出しているのは車だ!ならば、自動車に緑を吸収させるものを作ったらどうかというアイディアが職員からあがった。自動車税は900億以上ある、その中のワンコイン分(500円=1.4%ほど)で年間14億を緑の再生に使う活動を始めた。4年間で草加市や桶川市を同じ面積、今まで30年間で失った面積を4年間で半分取り戻すことをしている。今までは守るよりもはるかに失っていたが、今度は始めて失う事よりもはるかに再生できるようになった。


《岡本社長》
埼玉県は水浄化の技術が進んでいて、中国から太湖の浄化の依頼があって知事も検討したいという事もあったと思いますが・・・。



《上田知事》
2年間で5箇所ドブ川を清流に戻すことを行っている。4月で川の再生プロジェクトも2年目に入る。22年3月までには、こんなに変わったというモデルを見せ、埼玉県を清流に戻したいというムーブメントを起こし、運動に参加する団体を呼びかけたい。土木だけではダメ!その後に川を守る環境美化運動をやってくれる人がいないと出来ない。この5箇所を見せれば、きっと他からも手があがる。守る部隊がいるところから手がけ、更に加速をつけながら埼玉中を清流にしていきたい。もちろん全部が全部遊歩道にする必要はないが人口の多いところや、都市公園があまりないところ、緑の薄いところには水辺に親しめる空間にしていきたい。



《岡本社長》
知事が目指しているものは、当然、行政が頑張るけれども、市民やボランティア・NPOの方々、あるいは事業社の協力も必要で、三位一体でやっていかなくてはですよね・・・。



《上田知事》
自助・共助・公助といっているが、この共助の部分が厚くならないと世の中、住み辛くなる。公助だと行政がお金を集めてその中でやる、すると結局、負担が重くなる。共助でやればお互い様、歩み助け合いという形で費用が少なくなり、皆が貢献してお互いが認め合う・褒め合う・称え合うという気持ちのいい空間が出来上がる。



《岡本社長》
それこそ、地域コミュニティが再生していきますね。団塊の世代で埼玉都民と言われている人たちも退職後、地域に密着した事をやろうと随分、始まっていますね。



《上田知事》
埼玉県は県民意識が薄いなどと言われ犯罪も多かった。民間パトロールを増やす取り組みをして、当初は500団体だったのが現在では5000団体になろうとし4年間で10倍に増えた。現在は東京都を抜いて全国1位になり、2位の東京都とは1000団体くらい離している。それにより犯罪は半減した。



《岡本社長》
埼玉県のイメージを高める上で非常に「コバトン」が大変、大きな役割を果たしていますよね・・・。



《上田知事》
埼玉西武ライオンズが優勝
埼玉西武ライオンズが優勝する度に渡邉監督と一緒に胴上げに参加したり、優勝パレードに参加して有名になった。実は「ベースボールマガジン」にも特集記事にもされた事や、今度は若田光一さんと宇宙にまで行く事になった話

石川遼選手にヘッドカバーを贈った話を、顔を綻ばせながら『コバトン談』を語りました。
石川遼選手にヘッドカバーを贈った
そして、「今度はインターネットでも販売されるようになったから・・・」と知事から話題に・・・。




《岡本社長》
知事自ら話題にして頂き・・・ありがとうございます。
                       
『コバトン屋』を2月3日にオープンさせて頂き、午前0時から店を始めたのですが、初日で37名の方が購入して頂き、現在も毎日10人前後の方が購入してくれています。



《上田知事》
それは、凄い!
コバトンは今では「とことん訪問」でも、職員のアイディアでコバトンを連れて行っていることを話し、記者会見でもコバトンは欠かせない存在になっている。今度は工事現場の鉄柵にコバトンが登場します。あちこちの工事現場でコバトンが様々なものをアピール。とにかく暗い時代だから明るいキャラクターのコバトンを起用したいと話しました。



《岡本社長》
コバトンは癒される気持ちになるし、また埼玉の明るい可能性を指し示す本当に良いキャラクターだと思いますね。上田知事の行くところに必ずコバトンありという感じですね・・・。


★ 【彩じまん 大賞】の提案をしました〜♪
その年に、埼玉の魅力やブランドを最も高めた人や物、サービスなどを表彰したい。各地域・市町村・商工会議所などから推薦して頂き10位の入賞を選出しその中から大賞を選ぶような【彩じまん 大賞】にしたいと提案しました。
教育でもそうですが、褒めて、皆がそれを真似して、よし自分もよしこうしよう気持ちが正に上田知事がおっしゃる共助であるのでしょう・・・。
上田知事からも「埼玉自慢を表彰するのはいいですね〜。どんどん1番が増えるのは良い事」と同意いただきました!
※ この時にはブランド農産物TOP10の話にもなりました。



★ そして最後に埼玉県民ポータルサイト『イーシティさいたま』に応援メッセージを頂きました!


《上田知事》
インターネットを通じて情報発信をしていくというスタイルはこれからの主流です。Nack5はラジオで関東のリスナーがいる、それと同じようにインターネットの世界で是非、関東一目指して頑張ってください!!


《岡本社長》
ありがとうございます。今日は上田知事に埼玉の魅力を思う存分語っていただき、心から感謝いたします。


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上田知事、お忙しいところお時間を頂きありがとうございました。
今後も埼玉の魅力発信とキュートなコバトンの話題を満載していきます♪


                         


埼玉県のマスコットコバトングッズ専門店『コバトン屋』店長、兼
上田知事と語る埼玉自慢ブログ【彩じまん】編集部・木原真弓

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「彩じまん」とは

見どころや観光地、おいしいもの、人物などについて、上田知事をはじめ行政関係者のみなさん、 県民のみなさんとワイワイ語る「埼玉県のいいものを自慢するブログ」です。

プロフィール

上田知事と弊社 岡本社長が対談しました。
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