「川の再生」芝川で知事と地元児童が浮島を進水!

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埼玉県では、平成20年度を「川の再生元年」とし水辺再生100プランを着手。2年の短期間で目に見える効果を出すためモデル5箇所を選定し集中的に事業を進めています。事業の推進は県民向け市場公募債「埼玉の川・愛県債」で資金を調達。

(旧)芝川

今回、2009年2月18日(水)11:00〜12:00は(旧)芝川 (青木水門広場)及び川口オートレース場北側駐車場で行われ、モデル箇所の1つである川口市・鳩ヶ谷市を流れる芝川での本格的な工事のスタートにあたり、現場主義の上田知事が現地を訪問しました。


知事到着にはコバトンがお出迎えをし、会場までのエスコート役を務めました。
知事到着にはコバトンがお出迎
*しかしコバトンはエスコートするつもりが上田知事にリードされていました・・・(笑)。





説明会場には地元選出の県議会議員の方を始め、市長、地元自治会、地元小学校児童の方々が大勢いらしていました。



■木下達則・鳩ヶ谷市長の挨拶
木下達則・鳩ヶ谷市長
芝川は江戸時代から地域住民と密接な関係がある河川である。昭和になってから大変な台風の影響がにより新芝川という川が掘削されました。鳩ヶ谷市にとっては市内を分断されるということがありましたが、県の区画整備事業が進み新しい町も増えた。都市化の流れと共にこの芝川も綾瀬川と並んで全国に環境的に問題のある川ととして取り上げられてきましたが、地域の皆さんの熱心な取り組みと県を始め関係者の取り組みにより一つ一つ改善が図られました。特に荒川の水を環境水として綾瀬川・芝川に入れるという大事業を取り組んで頂いた。また、川の再生事業として、真っ先に取り組んで頂ける事、地元でも大歓迎です。地元の関係者と共に今まで以上に取り組んでいきたいと決意している。と語りました。





■地元県議会議員・代表挨拶・・・奥ノ木信夫氏
奥ノ木信夫氏
埼玉県の河川の浄化の中で川口市の川2本に予算をつけてくれた。その内の1本がこの芝川です、以前はヘドロの上に鴨が居てそれを見てお昼に鴨そばは食べられないのではと思ったのは私だけではないでしょう・・・(笑)。未だ短い期間ではあるが、上田知事自ら視察に来てくれて、今ではだいぶ水が澄んでメダカも泳ぐようになった。これからの河川浄化というのは県や市に任せておけばいいという事ではない。近隣の皆様のご協力があってこそ永遠にきれいにしていける状況だという事をぜひ踏まえて、一緒にこの環境を守っていきたい。と語りました。
*上田知事と同じ思いですね! これなら芝川の環境は守れますね―☆





■旧芝川の再生事業について


パネルを使って説明されました。
目標は子供たちが入って遊べるような環境づくりを目指している!
上田知事ヤンキー座り

*上田知事が「膝の痛くない方はしゃがんで、後ろの方が見えるように〜」と声をかけ、上田知事自らもヤンキー座りをした・・・。

なんだか板についてる感じ。。。

でもこんな姿はあまり見られないから貴重なショットかもですね?・・・(笑)。




【水質改】
・ ヘドロの浚渫・固化
・ 竪川植生浄化水路の整備
・ 既存浄化施設の改良
・ 集水排水路の設置
・ ウェットランドの設置
・ 散水による植生浄化
・ 河道の整備


【空間整備】
・ せせらぎ水路の整備
・ ワンドの創出
・ 遊歩道の整備
・ 河道の整備





■上田知事は川辺の状態を視察

川辺の状態を視察

途中では、集水排水路に設置した浄化フィルターの様子も見ました。



岡村幸四郎川口市長も合流
*公務で遅れていた岡村幸四郎川口市長も合流




■児童が炭素繊維を設置
児童が炭素繊維を設置
川口市立上青木南小学校4年生の児童が河川浄化観察用炭素繊維の設置を行った。





■児童が浮島を進水
児童が浮島を進水
鳩ヶ谷市立南小学校6年1・2組の児童が芝川の水をきれいにするための植生浮島を作り上田知事らと共に進水した。竹で作られたレールで行われました〜。



コバトンも上田知事と一緒にバンザイ
*進水が成功するたびに大きな歓声が・・・! コバトンも上田知事と一緒にバンザイをしていたyo。



最後の浮島は地元県議会議員が進水
*最後の浮島は地元県議会議員が進水した。





* 個人的には上田知事とコバトンが乗って進水する姿を見たかった〜! 
なので、コバトンが大好きなMちゃんにイメージ写真を作ってもらった・・・。
上田知事の見つめる先にコバトン

最高にかわいいでしょ! 特に上田知事の見つめる先にコバトン! ← やっぱり愛されてるな〜♪




■上田知事より挨拶
上田知事より挨拶
県が土木工事をするということではなく、地域の皆さんの使い勝手がよく、そして自分たちの川として意識ができるような協議を含めて、再生していこうという考え方でやっている。

むしろ地域の皆さんが見守って何とかしようという思いのある地域から事業を一緒にやろうという共同の気持ちで考えています。整備が終わったらそれで終わりではない、水鳥がたくさん来るように、魚がたくさん泳ぐように、そして時には釣りができるように、あるいは30年前40年前にここでシジミが獲れたようになれば素晴しいですね。と小学生もたくさん参加していたので児童にも伝わるような言葉で思いを語りました。





■記念撮影
記念撮影

*コバトンは身体が大きいので控えめに一番後ろでポーズをとっていましたよ!


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◎参考
「川の再生」モデル箇所
1 元荒川 神明工区(越谷市)
法面や遊歩道の整備や水辺に近づける階段を設置します。
 
2 芝川(川口市、鳩ヶ谷市)
遊歩道や親水施設を整備するとともに水質浄化施設を整備します。
 
3 藤右衛門川(さいたま市、川口市)
せせらぎや遊歩道を整備するとともに水質浄化施設を整備します。

4 柳瀬川(所沢市)
低水路や淵を造って魚が住みやすい環境を創出します。
 
5 東京葛西用水(越谷市、草加市、八潮市)
取水施設を設置して冬期通水により水辺環境を良好にします。あわせて、遊歩や親水護岸を

整備します。
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☆ レポーターがインタビューした時に上田知事はこんな風に語りました。
「一度でも川をきれいにしようという志を持った人たちは、絶対に川を汚さなくなる。今日、参加した子供たちは大丈夫ですよ!」とも語っていた。




この言葉の通りですよね!
私も川でウエイクボードなどを楽しむので、皆が同じ意識を持って欲しいと強く感じました。

小さい頃から、もっともっと自然に触れされていけば環境は自然とよくなるのかもしれませんね・・・。



上田知事と語る埼玉自慢ブログ【彩じまん】編集部・木原真弓

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