全国新酒鑑評会で埼玉県内の5酒造会社が金賞を受賞し、2009年6月18日知事公館にて「全国新酒鑑評会」金賞受賞酒造会社への感謝状贈呈式が開催されました。
「全国新酒鑑評会」は、全国規模の唯一の清酒鑑評会で、20酒造年度(2008年7月1日〜2009年6月30日醸造)は全国から920点が出品され、249点が金賞を受賞し、うち埼玉県は5点が金賞に輝きました!
・(株)小山本家酒造 「都鷹」(みやこだか)
さいたま市西区大字指扇1798
・大瀧酒造(株) 「九重桜」(ここのえざくら)
さいたま市見沼区大字膝子663
・鈴木酒造(株) 「万両」(まんりょう)
さいたま市岩槻区本町4−8−24
・松岡醸造(株) 「帝松」(みかどまつ)
小川町大字下古寺7−2
・横田酒造(株) 「日本橋」(にほんばし)
行田市桜町2−29−3
埼玉県酒造組合ホームページ
■上田知事より挨拶
一緒に喜びをあじわう機会を頂いたことに感謝申し上げます。
日ごろは酒造を通して、本県の産業振興並びに文化伝統の振興のためにご尽力をいただきます事を厚く感謝申し上げます。
今回の「全国新酒鑑評会」金賞受賞には5件入ったたことを大変嬉しく思う。埼玉県は全国で8番目の出荷額を誇っているという事を案外、県民の方が知らない。もっと知ってもらわなくてはという事をいつも思っています。
お酒は新潟県や富山県、石川県、福井県、京都府、兵庫県・・・と上げただけでも7つ位上がってくる、じゃあ秋田や宮城はどうなるの・・・? 大酒のみの土佐もありますし、そういう事も考えるとやはり埼玉の実力は凄いなと感じます。
全国名水百選に埼玉は4つも選ばれ良質の水がある、そしてお米も・・・、今でこそ都市部に近いため生産農家が減ったが、現在もどこにも負けないお米を作っている。
埼玉は水とお米という二大要素が揃っている。また埼玉県酒造組合では彩の国酒造り学校という形で杜氏をきちっと育て上げていこうという努力にも、毎年全国で良い評価を受けられる内容を持っているのでは・・・。
昨日も消防団長さんと67・8人と酔飲しました!もちろん埼玉の地酒でございます。体がおかしくなるほど飲みました。あえて前の日は断酒しまして体調を整えて目茶苦茶飲んできました。
もし少し売上が伸びていたら消防団長さん達と私のせいだと理解して頂きたいと思っております!
消防団長さん達は呑み助が多いですから、しっかり埼玉県の地酒をアピールしてきました〜。
なんら私に報酬はありませんが、これからも埼玉県知事として産業の振興と埼玉県の伝統と文化を誇る地酒の応援並びにアピールをしていきたいと思います。
最後になりますが、水というのは、森が!山が!大事になりますので、埼玉県の森づくりや川と緑の再生についても格段の応援をお願いしたいと思っています。と語りました。
今年の金賞は例年に比べるとちょっと、前年に比べ減ってしまい残念でした・・・。
審査の基準が少し変わったような感じがする。我々、技術者とそれぞれのメーカーとして、それに合わせた酒造りをして行く事が大事なことだと感じています。今年はたまたま少なかったが(金賞受賞)、来年はそのレベルにものさしを合わせて頂き頑張っていきたい。
今月の15日に国税庁から酒類の蔵出し数量がの発表がありました。
残念ながら全国でアルコール飲料は毎年少しずつ減っています。ピーク時は平成7・8年頃でした。そこから約1%ずつ位、消費が減ってきています。その中で清酒は昨年の前年対比で3.6%程、全国の出荷ベースで減ってきていますが、47都道府県の中で我が埼玉県と山梨県の2つの県だけ前年比を越えています。
埼玉県は前年を1%ですが超えました。これは会計年度(4月〜3月)のデータで7社が前年を超えたということで全体的に底上げできたように思います。
これも埼玉地酒応援団の皆様のお陰だと思います。様々な会合で県産酒で乾杯しょうということをして頂いたことなどにより増えたのだと思い、とても有り難く思います。我々も良い形で努力を重ねて良いお酒を造っていきたい。と語りました。
■記念撮影
知事公館の中庭で記念撮影。みんな嬉しそうです。。。
■「全国新酒鑑評会」金賞受賞酒の試飲
農林部の協力で埼玉県内の「埼玉ブランド農産物」から、トマト(熊谷市産)、きゅうり(深谷市産)、にんじん(熊谷市産)、スイートコーン(深谷市産)、なす(騎西町産)が、加工食品はハム・ソーセージ(大野農場・川越市)、しゃくし菜(石川漬物・小鹿野町)、お野菜ソース(ひびき・川越市)、お茶くろ佃煮(フードプラス・狭山市)が振る舞われました。
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本日も知事の素顔がチラリ♪
知事公館では温暖化対策で冷房を入れずに行われているため、窓を全開!
もちろん緑のある中庭からはお酒の匂いを嗅ぎつけ、ヤブ蚊がブンブン・・・。
スカートだった私は蚊に狙われ大変な事に・・・(ーー;)
すると上田知事はご自宅へ戻り、なんと「蚊取り線香」を持ってきてくれたのです・・・。
上田知事の優しさにホロリした瞬間であった♪
◇エピソード2:上田知事の庶民的な一面
試飲会が始まって、知事との会話をさせていただいた際、私の叔母が日本海・庄やで知事をお見かけした事を話すと・・・。
「そう、僕はね日本海・庄やはよく利用するんだよ! 都内でも、日本海・庄やは、料理プラス1,000円で個室が使えるから良いんですよ・・・(笑)」と話してくれました。その後も、たくさんの参加者に日本海・庄やの話をしていましたよ。。。
上田知事の庶民的な一面を垣間見れた瞬間であった♪
彩の国さいたま芸術劇場で6月18日〜7月1日まで行われる、蜷川幸雄さんが監督を務め、現在、団員数42名、キャストは55歳以上の団員による演劇集団の『さいたまゴールド・シアター第3回公演 「アンドゥ家の一夜」』の観覧があるため、知事は美味しい埼玉の地酒を目の前に一滴も飲まずに我慢をしていました・・・。
そんな中、メディアの人からは「知事!飲まなくていいですから、杯を手に飲んでるふりをして下さい」という言葉にも快く応えて「飲むふり」のポーズをしていました。。。
上田知事は、さすがだわっ!
埼玉地酒応援団ブログ運営している私には酒を目の前に我慢するなんて無理・・・。
上田知事のサービス精神旺盛な姿に感激した瞬間であった♪
※【彩の国さいたま芸術劇場に行こう】というブログもやらせて頂いています。
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〜*〜*〜 全国新酒鑑評会について 〜*〜*〜
(独)酒類総合研究所が主催する、全国規模で開催される唯一の清酒鑑評会。鑑評会では、入賞(優秀と認められた清酒)と、金賞(入賞酒の中で特に優秀と認められた清酒)をそれぞれ選定・発表しています。
20酒造年度(平成20年7月〜平成21年6月醸造)の審査結果が5月27日に発表されました。
出品数920点の出品の中から、456点が入賞(うち県内8点)、 入賞酒の中から249点(うち県内5点)が金賞を受賞しました。
※鑑評会の詳細は(独)酒類総合研究所のホームページへ。
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贈呈式参加者には「埼玉県産の野菜」と、水によりアルコール度数を調整する前のお酒で、通常市販されない「全国新酒鑑評会 出展原酒(埼玉県産)」が手渡されました。
埼玉には旨いお酒と農産物がたくさんあります!
『近いがうまい埼玉産』を合い言葉に埼玉の美味しさを広めましょう!!
上田知事と語る埼玉自慢ブログ【彩じまん】編集部・木原真弓
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