「川の再生交流会」のプレゼンテーターにピンキッシュ!

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2010年1月23日(土)埼玉会館で「川の再生交流会〜川の守り人全員集合〜」の表彰式及び、「第2回川の国埼玉フォトコンテスト」最優秀賞の表彰式(展示会も同時開催)が行われました。

プレゼンテーターは【川の国埼玉観光PR大使】のPinkish(ピンキッシュ)が務めました。
埼玉県は川の再生に取り組み、今年度は2年目。モデル箇所が完成する年であり、折り返しともなる年になります。

この事業をきっかけに川の再生に取り組むこととなった地域住民や農業団体と、これまでも川の守り人として活動してきた河川愛護団体や市民団体が一堂に集まる機会をと、「川の再生交流会 〜川の守り人全員集合〜」が開催されました。

この交流会は、川の守り人としての日ごろの活動や川への想いを語り合う交流の場で、従来から川で活動している団体や63箇所の再生事業に参加された方々ばかりでなく、新たに川の再生に興味のある方や、今後、川で活動をしたいと考えている方なども自由に参加できる交流会で、参加者に「川の国埼玉へ 川の守り人」とデザインされた帽子が配られました。

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開会前から、ピンキッシュがステージに立ち、会場の皆さんと『川の再生発信宣言』のリハーサルを行っていましたよ。。。



開会前から、会場はたくさんの方が来場していました。


■オープニングコーラス

コーラスグループワールドによる「垳川緑の散歩道」


■上田清司埼玉県知事よりあいさつ

埼玉県はやたら、橋が多いことに気づいて、ひょっとしたら川の面積は全国のランキングの中でも、上位の方ではないかと思って、調べてみました。
どんな住宅地にも道路がありまが、県土に占める道路の面積割合が8%で、川の面積割合は3.9%、実はこれが日本一だったんです。ビックリしました!

その他にも調べましたら、鴻巣〜吉見間の荒川の川幅が1500mでこれもまた、日本一でした。
しかし、日本一だといっても、それが清流でなくドブ川では、なんの自慢にもなりません。むしろ迷惑な話です。
だから本気で、埼玉中の川を清流に戻そうというプロジェクト「水辺の整備」を大きな公約の一つにしました。

川というのは、山にしみ込んだ水が、それぞれ流れ込んで川をつくり、海に流れ込んでいます。川の水に養分が無いと、河口で貝や稚魚など、海の生物が十分育たないと言われております。逆に川の養分が高いと、その農業用水として、私たちに豊かな食物を与えてくれますし、そして、魚をはじめとするする、水生物に大きな影響を与えてきます。
そのような意味で、山・川・海という、我々の大きな環境の中で川というのは、非常に大きな意味を持っておりますので、絶対に清流に戻そうということを考えました。

そこで、緑の再生にもつながってまいります。埼玉県は、30年間で約6,500ha・・・。
例えると、草加市や桶川市の面積の約2倍、東松山市の面積と略同じくらいの面積の緑を、埼玉県は失っています。これを取り戻すために、皆さんから新たに徴収するのではなく、頂いている自動車税の中から500円分をまわすことで、30年間で失った緑を8年間で取り戻すことができます。そんなプロジェクトもやっています。
これがただの土木工事で川の水をきれいにすることは一時的に可能ですが、まさに一時的であります。そのきれいになった川を守ったり、きれいにする作業を半永久的に続けなければできません。守り人がいないところでは続けられませんので、私たちは、県が果たす土木工事などの役割と、県民の皆さんが行っていく様々な清掃活動や、管理を含めてムーブメントにしなければ、意味がないと考えております。
これからも順次、ご意見やご要望を踏まえながら川の再生を進めてまいります。


■表彰式

上田知事から、各団体が表彰されました。



表彰式のプレゼンテーターはピンキッシュが行いました。

 ○水辺サポーター
・綾瀬川を愛する会
・大宮河川愛護会
・春日部の川クリーン会
・戸田の川を考える会
・新方川をきれいにする会
・緑川を豊かな環境にする会
・元荒川をきれいにする会
・横瀬川をきれいにする会


〜*〜*〜*〜 表彰式の最中でのエピソード 〜*〜*〜*〜
★エピソード1
以前に、上田知事は、「綾瀬川を愛する会」の方から、お皿を洗う前に不要になった布などで拭き取ってから洗うということを教わったそうで、それ以来、実践していて、上田知事はもっぱら不要になった布を、適度な大きさに切る役目だということを表彰状贈呈の際に暴露していました。。。

★エピソード2

見沼の田んぼからみた、新都心を撮影した写真を印刷したという名刺を、ちびっ子のみんなに手渡していました。
「この名刺は、私のポケットマネーで作成したものですからね・・・」と話し、会場は大爆笑に!


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○第2回 川の国埼玉フォトコンテスト「川の国埼玉フォトコンテスト」は、「川の国埼玉」の魅力的な水辺の観光スポットを広くPRするため、2009年から行われ、今回で2回目となります。
一般部門と、ジュニア部門(小・中・高校生)の2部門で作品を応募してもらい、今回は計757点の作品が寄せられました。

・一般部門〔最優秀賞〕

「荒川源流」(荒川・秩父市) 
撮影者:西 知治さん


・ジュニア部門〔最優秀賞〕

「おっはよ〜」(荒川・深谷市) 
撮影者:並木達郎君(小5)
※並木達郎君はジュニア部門で、2年連続最優秀賞受賞しています。
並木達郎君へ独占インタビューしました。
 → その内容はこちらから


 →作品や審査員講評などの詳細はこちらから


★川の博物館・川の国埼玉フォトコンテスト展を開催
日時:平成22年1月30日(土)〜2月14日(日)
会場:県立川の博物館第二展示室(寄居町小園39)



■こどもたちの取組

・越谷市立宮本小学校

  =宮本小の環境教育〜芝桜の植栽活動を通して=
芝桜の植栽活動の様子を劇にして、わかり易く発表しまていました。


・所沢市立上山口中学校

 =身近な地域の環境を考える=
柳瀬川の水質調査の結果や取組、トトロの森ふるさと基金についての発表が行われました。



上田知事は客席に移り、取組の発表を熱心に聞いていました。



■取組発信
・水辺再生100プランの現場から「越谷市出羽地区自治会連合会」「槻川(小川町)をきれいにする会」が、日ごろの活動は「熊谷市ムサシトミヨをまもる会」「見沼100年構想の会」が、それぞれ発表しました。


■記念撮影

各団体が上田知事を囲んで記念撮影を行いました。
ここでも、知事はこんなエピソード・・・「君はこっち、はい、この辺・・・」などと世話をやいていました。。。本当に、いつも気さくな知事なのですよ―☆


■川の再生発信宣言


会場の参加者も全員立ち上がり、上田清司埼玉県知事とピンキッシュ、代表のメンバーがステージに!
上田知事の「川の再生!埼玉会館から発信!!」の発声で、参加者も「オッー!!」と、力強くコブシを上げ『川の再生発信宣言』を行い、会場全体がひとつになりました。


午後からは、5つのテーマで各分科会が行われました。

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この後、ピンキッシュは、JTB企画の「埼玉体験旅くらぶ」のひとつ『町長とピンキッシュが案内する童謡のふるさと大利根町』ツアーに合流するため、埼玉会館をあとにしました。。。


私も『町長とピンキッシュが案内する童謡のふるさと大利根町』ツアーに同行するので、ピンキッシュメンバーと一緒に車で移動しました。

☆車の中では、中里春菜ちゃんが窓の外を見ながら「近いうちに地震があるよ・・・」と言い出した。
どうやら、地震雲を見つけたらしい。。。


ツアーの内容は、この後、アップいたします♪



上田知事と語る埼玉自慢ブログ【彩じまん】編集部・木原真弓

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