スーパー小学生カメラマン・並木達郎君を直撃独占インタビュー!!
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並木達郎君は、深谷市の小学校に通う小学5年生。
2008年の「第1回 川の国埼玉フォトコンテスト」には、お父さんと一緒に応募。当時、並木君は小学校4年生でしたが、見事、最優秀賞に輝きました。
そして、今回も「第2回 川の国埼玉フォトコンテスト」のジュニア部門で最優秀賞を受賞し、中学生・ 高校生を抑えて2年連続の受賞となった。
2010年1月23日(土)埼玉会館で行われた、「第2回川の国埼玉フォトコンテスト」最優秀賞の表彰式で、 上田清司埼玉県知事から表彰状が授与されました。
【受賞作品】
「おっはよ〜!」(荒川・深谷市の白鳥飛来地)
撮影者:並木 達郎君
撮影日時:平成21年3月15日
=南良和審査委員のコメント=
朝日の微妙な光・色調と躍動の一瞬を捉えた感動の作品。テーマも良かった。若者の意欲を感じた。
・写真提供:埼玉県産業労働部観光課/社団法人埼玉県物産観光協会
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Q.写真を撮り始めたのはいつから?
並木君:2歳から使い捨てカメラで始め、3歳頃には、小さなデジタルカメラを自分専用として使い始めた。
お父様:小学校1年の時に、山梨で行われているリニアモーターカーの実験センターがあり、そこで時速500kで走ってくるリニアモーターカーを写した時に、良い写真が撮れていたので、一眼レフを与えてみた。
すると、本人も面白くなり撮影することにのめり込んでいった。
Q.一眼レフって重たくない? 手振れなどもたいへんなのでは?
並木君:あっ、たまに大変です。。。
最初は感度を高めに設定して、なるべくシャッタースピードを早くして撮影していた。
現在は適正感度で撮影していて、微妙な時は撮影時にパターンを変えて撮影しておくなどして画像ソフトなどで補正するということは、ほとんどない。
去年も今年も、補正はせず、撮影したままの写真で応募している。
Q.受賞作品「おっはよ〜!」を撮影した日は、何枚くらい撮影して選び方は?
並木君:「おっはよ〜!」の時も、200〜300枚くらい。
去年と一昨年は週に2回ペースで白鳥の飛来地に行き、年間で2万〜3万枚くらい撮影した。今年からは 、学年も高学年のため、やることも増えたので、週に1回程度の撮影になった。
選び方は、小学校4年生から理科の研究の自由課題で「白鳥日記」という観察記録で毎日記録している。 写真が目的ではなく、白鳥の観察が目的。
「白鳥日記」には、毎日5枚ずつ写真を添付している、毎日ベスト5が必然的に選ばれるので、何万枚の中から選ぶのではなく、すでにピックアップされた中から選んで応募している。
Q.自由課題になぜ、白鳥を選んだの?
並木君:初めて撮影したのが白鳥だったという事もあり、理科の課題の中でやらなければいけない宿題と、大好きな写真を絡めたかった。
Q.白鳥の他にはどんなものを撮っているの?
並木君:鉄道写真で、駅や一般公開の時に撮っています。
Q.今後、撮りたいものは?
並木君:動物や風景なども撮りたい!
Q.将来はカメラマンを目指しているの?
並木君:それはどうかな??
Q.では、何かなりたい夢は・・・?
並木君:(恥ずかしそうに・・・)う〜ん。。。
すると。 お父様:言っちゃえよ!
並木君:宇宙関係か、鉄道関係の仕事に就きたい・・・。
※JAXAや大宮車両基地の一般公開などには、お父様に頼んで連れて行ってもらっているそうです。
お父様:実は、白鳥写真を撮っている時に知り合った、この子の師匠のような存在の方が、JRの運転手さんだったので、そんな影響もあるみたいですよ。若田光一さんなどの影響もあるのでは・・・。と語ってくださいました。
↑ 毎日の「白鳥日記」から、まとめたレポート
〜*〜*〜*〜*〜*〜 参考 〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜
「川の国埼玉フォトコンテスト」は、「川の国埼玉」の魅力的な水辺の観光スポットを広くPRするため 、2009年から行われ、今回で2回目。
一般部門とジュニア部門(小・中・高校生)の、2部門で作品を応募してもらい、今回は計757点の作品が寄せられ、うち、ジュニア部門には74点の応募がありました。
※審査は、南 良和(写真家)、岩田省三(写真家「荒川を撮る会」代表)ほか、主催者により構成する 審査会(昨年12月1日開催)で決定。
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★川の博物館・川の国埼玉フォトコンテスト展を開催
日時:平成22年1月30日(土)〜2月14日(日)
会場:県立川の博物館第二展示室(寄居町小園39)
→県のホームページはこちらから。
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お父様は「本当に好きな写真は、趣味で良いと思ってます。そして興味をもったもに対しては、徹底的にやらせてあげたい。徹底的に見せることで、自分に向いているかなどがわかってくるのではないか・・・ 。」と語ってくださいました。
互いに尊敬しあう、ステキな親子でした♪
並木君の夢は、宇宙関係か鉄道関係の仕事ということ。
並木君のような素晴らしい撮影技術をもった人が、宇宙などに行ったら、今までにない研究成果があげられそうですね!
第二の若田光一さんを目指して、頑張ってほしいです!
将来が楽しみ!! 応援しています―☆
ありがとうございました。
上田知事と語る埼玉自慢ブログ【彩じまん】編集部・木原真弓
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