楽天株式会社が2010年2月1日、さいたま支社をオープンさせた。
2月9日(火)浦和ロイヤルパインズホテルで、楽天株式会社さいたま支社開設披露パーティーが行われました。
また、さいたま支社開設を記念し、埼玉県と楽天株式会社が「楽天埼玉ファンクラブ(仮称)」を発足することを発表しました。
※「楽天埼玉ファンクラブ(仮称)」は、平成2009年7月3日に締結した、連携協定に基づく共同企画の第4弾となる。
「楽天埼玉ファンクラブ(仮称)」では、埼玉の観光情報や物産情報、(社)埼玉県物産観光協会が発行する情報誌「ちょこたび埼玉」の情報などを県と楽天がメールマガジンにより共同で発信し、この取り組みを通じて、より多くの消費者に県の魅力を発信し、観光客の増大と県産品の販路拡大を図ることが目的です。
※楽天が各都道府県に特化したメールマガジンを発行するのは初めて。
楽天株式会社さいたま支社開設の目的は、地方展開強化の一環。
さいたま支社がカバーするのは埼玉県 、群馬県、栃木県の北関東エリアで、店舗・宿泊施設の業務支援の強化を行う。
関東エリアでは、神奈川に続く2支社目で、全国では14支社目となる。
現在、埼玉県内企業の楽天市場への出展数は1,056件、全国で7番目。
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〜*〜 楽天株式会社さいたま支社開設披露パーティー 〜*〜
■楽天株式会社 代表取締役会長兼社長 三木谷浩史氏あいさつ
楽天は、地域密着、そして地域のエンパワーメントということで創業以来、どちらかというと中小企業のエンパワーメント、結果的には非常に大きな会社さんも大切なお客様ではありますが、地域活性化をテーマにビジネスをしてまいりました。
他のIT企業さんは一極集中する中、楽天は地域に支店をどんどん作っていこう、使うのはインターネッ ト、売るのもインターネットではありますが、インターネットで商売をしたいけれども、やり方がわからない、その様な企業がたくさんあります。そんな企業へ地域に根ざした手厚いサポートをしたい。
支社を開設することによって、また県や市、商工会議所様とも協力体制をとり、地域の発展に寄与したい。と語りました。
■上田清司埼玉県知事あいさつ
楽天のさいたま支社の開設をお祝いするとともに、勢いのある会社が来たなと大歓迎です。
平成16年から18年までの事業所の数の増加は、1位が14,000社で東京都、2位が9,700社で埼玉県です。東京に引きずられたんだろう、皆さん思うかもしれませんが、千葉県は1,500社で、神奈川は2,200社マイ ナスでした。如何に、埼玉県が勢いがあるかということがわかると思います。
埼玉は開き直って、海もない、世界遺産もない県ですが、極めて近いところに、面白いところがたくさんあるということをアピールしています。
例えば、開園後、間もない秩父「羊山公園」の芝桜は、全国でゴールデンウィーク時、9番目・10番目の人出になっています。都心(池袋)から約1時間20分位で行けます。
或いは、川越は魅力ある蔵造りの街並みで、人気投票は全国で3位です。
そして長瀞のライン下りは全国4番目です。
企業博物館では、さいたま市の「鉄道博物館」が全国1位です。埼玉にはいくつも観光資源がありますので 、その様な部分を楽天を通じながら、大いにアピールし、“近場で勝負する埼玉県”というようにして、できるだけ多くの方に来ていただきたい・・・。
それにB級グルメもあります・・・。と、埼玉自慢が止まらない上田知事でした!
■清水勇人さいたま市長あいさつ
さいたま市は、“守り、招いて、育てます”を行動テーマに企業立地の促進に力を入れています。
この度 、日本最大級のインターネットショッピングモール「楽天市場」を始め、インターネット総合サービスを提供され、世界一のインターネットサービス企業を目指して躍進中の楽天株式会社が、さいたま市に進出されましたことは、まことに嬉しい。
さいたま市は、北関東・東北地方・上信越地方の玄関口として、新幹線などが集まる鉄道庫や複数の高速道路が存在する道路交通網など、優れた立地特性を持ちます。
また、若くて優秀な人材があふれており、 雇用確保が容易であることなど、我が国でも屈指のビジネスポテンシャルを備えた都市であると自負しています。
楽天株式会社のさいたま支社の立地により、さらにさいたま市のイメージアップにつながるものと期待しております。
ところで、さいたま市の名誉市民に「北沢楽天(きたざわ らくてん)」という人物がおります。日本近代漫画の創始者であり、日本初のカラー漫画雑誌を創刊するなど日本の職業漫画家、第一号として活躍した方です。
かつての情報産業の先駆けとも言われる人物で、楽天株式会社さいたま支社の開設も、何かの縁ではないかと思います。と、語りました。
■テープカット
楽天株式会社 代表取締役会長兼社長
上田清司埼玉県知事
清水勇人さいたま市長
さいたま商工会議所会頭 川本宜彦氏
株式会社クロス 専務取締役 黒須和夫氏
浦和ロイヤルパインズホテル総支配人 茂木義之氏
☆テープカット後、上田知事は目線をくれましたよ。 ありがとうございます!
■乾杯
乾杯の音頭は、さいたま商工会議所会頭 川本宜彦氏
全国で14番目になる支社を、さいたま市に開設していただき嬉しく思います。三木谷社長の地域密着で行くという、心強いお言葉を頂きまして、地元の商工会議所としましては、諸手を挙げて大歓迎いたします。
■記念撮影
上田知事と三木谷社長
カメラマンが撮っていると・・・「あんまり、男同士で長く手を握らせないでくれる。。。フッフッフッ 」と上田知事がつぶやいていた。
清水市長と三木谷社長
■囲み取材
Q:さいたま支社開設にあたってひとこと。
三木谷社長:関東では横浜に続き2社目となりますが、よりカバレージ(適用範囲)としては、埼玉県のみならず、群馬・栃木ということで、広範囲な地域をハブ支社としてカバーすることになりますので、この北関東の発展に寄与するように頑張りたい。
Q:埼玉の魅力をどのように活用していきたいですか?
三木谷社長:上田知事も話していたように、魅力のある商品がたくさんある。正直言って、地域色あふれる地方に比べると、全国での知名度は意外と低いのではないかと思っていますので、県や市とも協力して 「まち楽」をうまく使いながら埼玉の魅力をアピールして、商品を販売するだけでなく、楽天トラベルを通じて、お客さんにも来ていただけるような総合的な展開をしたい。
Q.「楽天さいたまファンクラブ(仮称)」については?
三木谷社長:今までにないネーミング、且つ、試みなので、試行錯誤しながら期待に応えられるよう頑張ります。
Q.埼玉は知名度が低いと話していましたが、三木谷社長が広めたいものは?
三木谷社長:盆栽やお花の他、地酒などは意外と多いのですがあまり知られていないので、その辺りかと思います。地産品だけでなく、カッコイイ商品などもバランスをとりながらアピールができたらいい。
知事からも、実は「スィーツ」や「やきとん」も、すごいという話を聞きましたので、まずは、自分が食べてみようと思いました。
■□■埼玉県×楽天 共同企画「楽天さいたまファンクラブ(仮称)」の概要■□■
【名称】
楽天埼玉ファンクラブ(仮称)
【発足日】
2010年5月初旬(予定)
【内容】
楽天サイト内で会員を募集し、3ヵ月に1回(当初は月1回程度)、年4回程度を目安に、メールマガジ ンを通じて埼玉県と楽天が季節に合わせた埼玉の観光や物産に関する情報発信を行う。
楽天市場でのPRは、楽天市場内の「まち楽」で会員募集を行います。
※楽天市場「まち楽 埼玉」トップページ
【参考】
〜埼玉県と楽天株式会社との連携協力に関する協定について〜
埼玉県と楽天株式会社が連携して物産観光の振興を通じて地域社会の発展に寄与することを目的に、2009 年7月3日に締結。
楽天株式会社の「楽天市場」を中心としたグループのインターネットサービスを通じて 、埼玉県の物産・観光情報の発信に関する協力、及び埼玉県産業の地域活性に関する協力を行います。
<これまでの共同企画>
■第1弾
・2009年7月3日
埼玉県×楽天 共同企画コンテンツ「見ごろ食べごろ あっ!ちょっと驚き 埼玉県」の開設
・2009年7月11日〜9月13日
オープニング企画として、「埼玉県ものづくりスタンプラリー2009」で「楽天スーパーポイント」プ レゼントキャンペーンの開催
■第2弾
・平成21年11月13日〜12月25日
ユーザー投票による埼玉B級グルメ選手権の実施
■第3弾
・2009年12月3日
楽天市場内に埼玉オンラインアンテナショップ開設
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上田知事と語る埼玉自慢ブログ【彩じまん】編集部・木原真弓
楽天が北関東をカバーするさいたま支社を開設! 埼玉県と楽天が「楽天埼玉ファンクラブ」を発足!!
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