三木谷社長×上田知事が調印式・立会人はコバトン!

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埼玉県は、楽天株式会社の運営する「楽天市場」において共同事業をスタートするとともに観光振興に関する連携協定を締結。


2009年7月3日にグランドプリンスホテル新高輪・国際館パミール2階「若芝」で、楽天株式会社の三木谷浩史代表取締役会長兼社長と上田清司埼玉県知事、そしてコバトンが出席して調印式を行いました。




連携としては、日本最大のインターネットショッピングモール「楽天市場」内で、ニッポンを元気にしよう!プロジェクト「まち楽」を展開。「まち楽 埼玉」に、共同企画「見ごろ食べごろ あっ!ちょっと驚き埼玉県」を同日からオープンさせた。



「まち楽」というコンテンツは、47都道府県で様々な県でリリースしているが、今回、埼玉県とは変わった取り組みする。
県庁のページを設置し情報発信をしていく。主なコンテンツとしては、知事からのメッセージ、産業観光の情報を発信するページを用意。
楽天が都道府県と総合的な連携を図っていくのは埼玉県が4番目。


●内容は――

埼玉県と楽天が共同で産業観光の取り組みを活性化させるキャンペーンとして、7月11日から9月13日まで(プレゼントの申込は、9月24日消印有効)実施される「埼玉県ものづくりスタンプラリー」の対象施設を巡ると、楽天サイト内で使える「楽天スーパーポイント」500ポイント(500円分)がプレゼントされます。


ポイントゲットの仕方は、「埼玉県ものづくりスタンプラリー」の対象施設89箇所には5羽(5種類)のコバトンが隠れています。
其々のコバトンにはQRコードがついているので読み取りアクセスし、見事5羽揃えると「楽天スーパーポイント」500ポイントがもらえるという仕組み。

★パンフレット(スタンプ台紙)の入手方法は県観光ホームページからダウンロードできます。



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■上田清司埼玉県知事より挨拶


埼玉県の人口は5番目ですが、インターネットの利用人口は全国3位で大変多くの県民の方がインターネットを利用しています。そのような状況の中でネットショップの日本を代表する楽天株式会社と埼玉県が観光振興に関する連携協定を締結する運びとなったことに大変な喜びを感じます。


子供たちがスタンプラリーで見学や実体験をし産業を勉強しながら、ついでに楽天さんからスーパーポイント500円分がもらえるという楽しい仕掛けがある。


今回は観光振興の連携ですが、これからも色々な形の連携ができるアイディアがあるのでは・・・と語りました。





■楽天株式会社 三木谷浩史代表取締役会長兼社長


埼玉県とこのような取り組みができるようになったことを嬉しく思う。
埼玉県は近いということもあり、益々、協力できる事があるのではと思っています。


また、埼玉県民の約25%近くが楽天会員(楽天全体の会員数は、6月現在5,300万人・うち埼玉県は170万人)でもありユーザーの方にも大変お世話になっております。


私も仙台(球場)に行く際は、新幹線で埼玉を通りますが、通過するだけでなく埼玉をデスティネーション(目的地)にできるように、また埼玉の農作物や工芸品を全国に広められるようにしたい。と語りました。





■協定書に署名


「署名の立会人にはコバトンが務めます」と紹介された・・・。すごいぞ コバトン!




■記者からの質問
Q.更なる展開のイメージはあるのか?


上田知事:例えば鳥インフルエンザで大阪方面のお客さんが減った、ホテルの入客状況や鉄道の呼び込み状況などの統計は下手すれば半年遅れなどになってしまう。ネットを使えば日々の変化を把握する事ができるので、観光客などの動きがスピーディーに見せられる。今後は埼玉県の産業政策や福祉政策、教育政策などにも打ち込める事ができるのではと感じています。


三木谷会長:正直言って埼玉県の特産はなんですか?と聞かれて、すぐ答えられる人は全国でもパーセンテージは低いのではと思いますので、知事とお話させて頂いて何をどのようにプロモーションされたいのかを話をして「まち楽」の中でキーワードをうまく合わせながらやっていきたいと思います。





Q.三木谷会長のいい場所やイメージ、PRしてあげたいと思うことは?


三木谷会長:もともと楽天が創業したときに埼玉県とは連携して初期の出店者さんを集めたという連携をしていた。自分も車を運転して県庁の方まで行って勉強会などもやっていた。その頃の出店者さんも多くいらっしゃるが、全体としての特産品というイメージがあまりないので逆に協力できる分野だと思っています。
私が良く行く場所としては埼玉スタジアムですね。





Q.三木谷会長が考える最も大きなメリットは何?


三木谷会長:一つは情報発信ということもありますが、今考えている方向性はデータを提供し共にそれを活用して一歩踏み込んだプロモーションしていければと思う。
例えば東京からお客さんが来ているのかと思っていたら、意外と北陸の方から来ていたなどというデータも楽天は持っているので、一緒に戦略を立てられれば良いのかと思う。





Q.提携の敬意について


事務局:「まち楽」の中で埼玉県の観光情報が非常に少なかったので、一緒に埼玉県の新しいページを作ろうという提案を頂いたのがきっかけです。埼玉県でも新しい切り口の観光をすすめているので「ものづくりスタンプラリー」や「B級グルメ」などを観光資源としていく、またアニメを活用した取り組みなども共同できるという事で連携が実現した。


上田知事:楽天の中での観光産業情報という部分もありますが、県民参加型のポータルサイトと関わっていくという、二重の意味があると思う。

またネットショッピングの新しい考えを持ったり、ものづくりスタンプラリーは親子で行く事が多いので、改めて知ることにもなり楽天さんのお客様を増やす事になるかもしれませんし、県はまず観光サイトをきちっと設置して大きな楽天市場の中に埼玉県を置かせて頂きたいと思っています。




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上田知事と語る埼玉自慢ブログ【彩じまん】編集部・木原真弓

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