八潮南高校の1年生が“夢をあきらめない人生設計”を学んだ!

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埼玉県立八潮南高校が1月14日、普通科1年生を対象に、ライフプランニング授業を行い“夢をあきらめない人生設計”を学びました。

※2006年からライフプランニング授業をしている、ソニー生命保険株式会社が協力。埼玉では、埼玉県立八潮南高校が2009年から導入し、ソニー生命保険株式会社 埼玉ライフプランナーセンター第1支社が協力しています。


普通科1年生、34名(当日欠席1名)が、各班、男女混合4〜5名で8班にわかれ、バーチャルな家族を構成。

午前の授業では、各班ごとに自分たちの12年後を想像し、生徒たちは、自由に未来の夢(目標)を具体的に話し合い、「マイホームを○才で、都内に建てたい」や「新車を○才と○才・・・と4回買いたい」「子供の養育費」「海外旅行に行きたい」「別荘を持ちたい」など、思い思いの夢を描きました。


午後の授業では、【ライフプラン表】に書き込まれた、思い思いの夢を診断!
※【ライフプラン表】に書き込むことで、家族の年度別収支状況や金融資産残高が見えてきます。

見事なほどに、すべての班が、マイナス6億円や10億円の大赤字!!


気が遠くなるほどの赤字を、ライフプランナーと一緒に検証し、“夢を叶える”ための『未来予想図』 を完成させます。


8班では、支出の見直しと、車を買う時期&支払い方法を分割払いに・・・。さらに別荘購入の時期を55歳から60歳に遅らせることにより、夢をあきらめることなく見事、黒字になった。
しかも、当初は生涯で3回、車を買い替えるプランでしたが、54歳の時にさらに、もう一台購入できるまでになった。


各班の代表から、「将来の人生設計をするのは難しいと思いましたが、授業を受けて参考になった」「 最初は赤字だったが、少しの我慢で黒字になってよかった」などの感想発表がありました。


■本日進行を行ったソニー生命保険株式会社の伊藤辰彦さんから
皆さんのお父さんお母さんは、現実に皆さんを育てながら生活しているわけです。これだけの事を考えながら、思いをいっぱい詰めて生活されている。
そんなお父さんお母さんの思いを、感じていただきたい。と、語りました。


■1年2組・担任 佐藤一丘先生から
私は今、31歳ですが正直20代の頃は、月々もらっている給料は、全部使い果たすような生活をしていました。今は家族を持ち、1歳になる子供がいるんですが、将来設計のことも考えて月々の小遣いが、ほんのわずかに減りました。
そういう中で、夢とか希望をあきらめていた部分もあったんですが、みんなの大きすぎる夢や目標を聞いて、またライフプランナーの方の設計の立て方を聞いていて、あきらめなくても、考えた将来設計をすれば、いい人生が送れるんだなと、いい希望が見えてきましたので、私も家に帰って、奥さんとこれからのことを相談したいと思いました。
みんなも、きちんと就職をして、先のことを良く考えていってもらいたいと思います。と、語りました 。


■8班の秋山さとみさん(写真左)

夢を叶えるというのは、あきらめるのかと思っていたけど、少し時期などをずらすだけで、赤字がなくなり、すごいと思った。
自分の家族は兄弟が3人いるので、お父さんお母さんも大変なんだなと思った。今まで、細かいことなど聞いたこともなかったし、お小遣いもくれるし・・・。 きっと、やりくりしてくれていたんだと思う、そして、有難いと思いました。と、話してくれました。
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生徒たちは、プランの見直しで、劇的に変化するライフプランを真剣に考え、時間が足りないほど熱心に学んでいる姿が印象的でした。


ライフプランニング授業は、生徒たち自身のためにも、親の大切さを学ぶ上でもとても必要な授業だと思います。
もっともっと、たくさんの学校で実施をしてほしいと思う内容でした。
私も、早くにこんな授業を受けたかった。。。



上田知事と語る埼玉自慢ブログ【彩じまん】編集部・木原真弓

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