コバトン、ボクシング世界王者・内山高志さんにストレートパンチを喰らう!

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2010年1月15日(金)、世界ボクシング協会(WBA)スーパーフェザー級チャンピオンの内山高志さんへ、埼玉県から【彩の国スポーツ功労賞】が贈呈されました。




内山高志さんは、埼玉県春日部市の出身。

埼玉出身のプロボクサーとして、初めて世界チャンピオンの座を勝ち取り、埼玉県民に夢と希望を与え 、埼玉県のイメージ向上に多大な貢献をされたことを評し、上田清司埼玉県知事から【彩の国スポーツ 功労賞】が贈られました。
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上田知事は、ボクシング世界王者・内山高志さんをファイティングポーズで迎えた!


進行は、埼玉県広聴広報課・小島課長が務め、出席者の紹介が行われました。
チャンピオン内山高志さんの時には「赤コーナー〜・・・」と、リングアナウンサー張りの紹介をしていました。
さすが、小島課長! おいしいところ持っていきますね〜♪


■上田清司埼玉県知事よりあいさつ

私は、内山さんのことを“埼玉版のロッキー”だと申し上げました。
一般的にはボクシング界では引退するような年齢の時に、こうして輝かしい世界チャンピオンになりました。
ビデオで見させていただいたんですが、本当に体が震えました。
最後のコーナーのあたりでは、感動的なシーンがあって、映画になってもおかしくないくらいのシーンでした。
一生懸命、戦い抜いてきたことが形になってきたのだと思います。色々なハンディーがあったり、挫折があったとしても、頑張れば光を見ることができるというのが、いい意味で、埼玉県の多くの方々に、夢と希望と感動を与えてくれたと思います。と、興奮気味にあいさつを述べていました。


■奥ノ木信夫県議会議長よりあいさつ

プロボクサーにとって「世界チャンピオン」というのは、誰もが憧れるものであると思います。
その為 に、毎日ハードなトレーニングをこなして、体力や技術力を身につけて試合のために、過酷な減量などにも取り組んでこられたことと思います。
こうしたことも毎日、継続しているからこそ、今日のような身体になったんですね。どの世界でもそうですが、体力や技術力だけでは、世界一流になるにはダメだと思います。
やはり、そこに「心・技・体」いずれも兼ね備える事が必要なのではないかと思います。
去年からの不景気という暗い中に、まず第一番に飛び込んできた明るいニュースで、埼玉県民にとって大きなお年玉になってありがたい。と、語りました。



■【彩の国スポーツ功労賞】贈呈

上田知事から【彩の国スポーツ功労賞】の感謝状が贈られました。
この日は、すごい数の報道陣が来ていました。
フラッシュ、バッシャバシャでした!


■コバトンプレゼント

奥ノ木議長から埼玉県のマスコット「コバトン」のLLサイズコバトンが贈られました。

コバトンぬいぐるみを持ってガッツポーズ!
横で、コバトンが内山高志チャンピオンをガン見!!


コバトンの鋭い視線に気づき、チラ見する内山高志チャンピオン!



■米俵プレゼント

そして、上田知事から米俵もプレゼントされた!
もちろん中身は、埼玉県産「彩のかがやき」



■ボクシング世界王者・内山高志さんからメッセージ

ついこの前までは、ただの東洋チャンピオンで、普通のボクサーという感じでしたけれども、世界を獲って、こうやって皆様からお祝いをしていただいて、本当にチャンピオンになったんだなと、少しずつ実感が湧いてきています。
目標としては、もちろん防衛を続けていきたいですし、埼玉県出身者でボクシングの世界チャンピオンは第一号だということなので、埼玉県で盛り上げられるような、選手になりたいと思っていますので、 今後とも応援、宜しくお願いいたします。と、爽やかに語りました。



■グローブプレゼント

贈呈式では、内山高志さんから上田清司埼玉県知事にグローブとチャンピオン認定書のコピーがプレゼ ントされました。

知事はグローブを着けて、チャンピオンからファイティングポーズを習いました。

もちろん、コバトンも一緒にポーズしています。

上田知事はグローブを着けると、じっとしていられなくなり、「シュシュ!」と言いながらパンチしていました。


コバトンは、「僕も見て!」という感じでファイティングポーズ!


そして、可愛さ余って、憎さ百倍!? 
上田知事はコバトンにパンチしちゃいました!!
 → ぜひ、動画でどうぞ


■記念撮影




■歓談

上田知事:実は私、選挙戦の時はカセットデッキで常に、映画「ロッキー」の中で使われている曲をずっと聴いていたんですよ!

映画の中でも、階段上っていって、そこで何というテーマ曲かは、わかりませんが、「タンタタンター、チャラーラーラーラララ」っていう音楽ですね。と、鼻歌まで飛び出した。
あの時なども一生懸命、努力してるイメージですよね。
内山さんの試合を見ていたら、11ラウンドあたりから、その感じがフッと出てきまして、五分の戦いから逆転・・・、ドンドン迫っていく感じが被ってきて・・・。
ロッキーだって、なかなか勝たないじゃないですか、どちらかというと、やられていて五分になってきて、最後に勝っちゃう!あの雰囲気が、すっかりダブってしまいまして・・・。

内山高志さん:ありがとうございます。
※ちなみに、知事の示す曲は「序曲」のことでしょう。
ザ・ベスト・オブ・ロッキー〜ロッキー・ザ・ファイナル オリジナル・サウンドトラック 16曲目
気になる人は試聴してみては・・・


その後は、内山高志さんの減量についてや、身体の質問が続きました。内山さんの場合は、減量についてはあまり気をつけなくても大丈夫で、体脂肪は8%だそう・・・。
ちなみに、上田知事は、時々19%くらいになるけど・・・と、言っていた。。。
※上田知事は、結構、普段から鍛えているんですよね。


そして関係者から、5月に初防衛戦があるんですが、「ぜひ、さいたまスーパーアリーナでやっていただきたい」と上田知事に、希望の声が告げられました。


上田知事は、内山さんに【埼玉応援団 愛称:コバトン倶楽部】の任命を受けていただきたいと申し入れると、 内山さんは「ぜひ、こちらこそ宜しくお願いいたします」と快く引き受けて下さいました♪


■囲み取材

囲みでもコバトンはチャンピオンをガン見!
コバトン近づき過ぎ・・・。


記者:受賞の感想と、豊富を。

内山さん:このような賞を、県知事から頂けるとは思っていなかったので、埼玉県民として凄く嬉しいです。
これから、もっと強いチャンピオンになれるように、そして埼玉県を盛り上げられるようなチャンピオンに、なっていきたいと思います。


記者:アテネオリンピックの代表になれなくて、一度、アマチュアボクサーとして引退されて、翌年2005年にプロデビューされましたが、代表になれなかった時と、プロデビューしようと思った時の、其々の心境は?

内山さん:アテネオリンピックの代表になれなかった時は、もう、これでボクシングも完全燃焼と、ホントに思ったんですが、何度かプロの試合を見に行っているうちに、どんどん、やりたくなってきて、何ヶ月か後には、もうやらないとしょうがないという状況になった。
プロになって良かったです。10ヶ月ぐらいのブランクがあった。


記者:勝ったときの気持ちは?

内山さん:相手が目の前で、最初ダウンする時、倒れて、時間も耳に入っていたので倒しに行ったら 、レフリーに止めらた。
その瞬間は、あまり憶えていないんですが、すごく嬉しかったです。
心境を言うと、ホントに気が付いたら世界チャンピオンになっていました。


記者:試合中に手ごたえはあったか?

内山さん:後半からは、相手がちょっとずつ心が折れているのがわかりましたし、自分のペースになっていったので、集中力を切らさなければ絶対に勝てる!と思いました。


記者:心の支えになったのは?

内山さん:何が何でも、絶対にチャンピオンにしてやろうという会長と、トレーナー、みんなのお陰だと思っています。
そして埼玉県からの応援団、自分の友達とかで、6〜700人くらい来てくれていた。試合中、応援団の声も聞こえてきていましたので頑張れた。


記者:亡くなったお父様へ報告は?

内山さん:試合終わって、まだバタバタしていて、行けてないんですが、来週にはお墓にあいさつに行きたいと思っています。
まだベルトがWBAから届いていないので、とりあえずあいさつだけ行って、またベルトが来たら、それを持って行きたい。
プロに入る時、「絶対チャンピオン獲るから」と説得して約束したので、まずは約束を果たしたということを伝えに行きます。


記者:埼玉県はどういう存在ですか?

内谷さん:やっぱり育った県ですから好きです。
石川遼君とか、草剛さんとか、色々有名な方もいっぱいいるので、自分も名前の上がるようなところになりたいと思っています。
埼玉県出身者で第一号の世界チャンピオンなので、もっと自分の名前と、埼玉県の名前を有名にするために、これからも頑張ります。

米俵を持って写真を!という撮影にも快く応じていました!
米俵を持ったままだったので、「もういいですか?重たいんで。。。」と言い出す場面もあり、終始和やかムードでした。



なんと!
最後に県庁南玄関前では、埼玉県のマスコット・コバトンと、ボクシング世界王者・内山高志さんが戦った!
コバトンはストレートパンチを喰らってしまった―☆


〜*〜*〜*〜*〜*〜 参考 〜*〜*〜*〜*〜*〜
○内山高志さんの略歴
1979年11月10日生まれ。30歳。春日部市出身。
花咲徳栄高校−拓殖大学−青和観光で全日本選手権3連覇、国体優勝1回などアマ戦績91勝22敗。
※彩の国まごころ国体では成年男子ライト級で準優勝
2005年ワタナベジムからプロデビュー(25歳の時)。
2007年9月 東洋太平洋スーパーフェザー級王座獲得(5回防衛)。
プロ戦績14戦14勝(11KO)


○「彩の国スポーツ功労賞」とは
彩の国功労賞は1997年制定。「スポーツや文化等の各分野において、国内外で高く評価される功績を挙げ、広く県民に夢と希望を与え、潤いと活力のある社会づくりに貢献があったもの」を表彰する。
以下の区分があり、なかでも「彩の国スポーツ功労賞」はスポーツ関係者を対象としている。
【彩の国功労賞の区分と受賞者数】
・彩の国特別功労賞     2人、1団体
・彩の国スポーツ功労賞   32人、1団体
・彩の国学術文化功労賞   1人
・その他必要と認められる賞 1団体
これまでの受賞者など詳細はこちらから
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上田知事と語る埼玉自慢ブログ【彩じまん】編集部・木原真弓

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