2010年2月18日(木)千代田区の都道府県会館で、埼玉県、(社)埼玉県物産観光協会が、旅行会社・出版社を対象にした観光に関する商談会が開催されました。
商談会には、県側の観光施設・観光協会から63団体、旅行会社30社、出版マスコミ関係22社(76名)、合計213名が出席し、今回で5回目となる開催で、過去最高の参加者数でした。
■開会あいさつ 荒井観光課長
これまでの常識にとらわれない、新しいスタイルの観光を埼玉から情報発信していこうと、様々な切り口で、これまでスポットのあたらなかった、観光資源も一生懸命PRして、皆さんのハートに届くようにしていきたいと思います。
埼玉の魅力を心に刻んでいただいて、埼玉のPRにご協力賜りたい。と、あいさつがありました。
参加者は、13:30〜16:20までに10分交代で商談していき、旅行会社等に観光スポットや物産品のPRを行い、会場は熱気に包まれていました。
トマちゃんポーズ!!
・さいたま観光コンベンションビューローの緑川さんの姿も・・・
・弓削多醤油の弓削多社長さんも出席されていました。
〜*〜*〜*〜*〜*〜 懇親会 〜*〜*〜*〜*〜*〜
懇親会では上田知事も出席し、観光・物産のPRや、参加者同士で情報交換が行われました。
司会進行は埼玉県観光課の藤岡主幹です!
■上田清司埼玉県知事あいさつ
「あいさつ要員の埼玉県知事・上田清司でございます。」と、お茶目なあいさつに始まり・・・。
この頃、埼玉県は開き直ってですね、世界遺産もない、温泉地もない、しかし凄いぞということをアピールしています。
何が凄いかというと、何よりもお酒でございます。47都道府県でお酒の出荷額が減っている中、埼玉県だけがお酒の出荷額が増えているんです。(※会場からは大きなな拍手が起こりました)
2年前は山梨県と、埼玉県だけが増え、あとはすべて減っているんですね。
お蔭様でお酒の出荷額は8位から7位になり、6位まで上がっています。
「なんか、埼玉県はヤケ酒でも飲んでるんじゃないか?」というイヤミもあったそうですが、違うんです!
やはり人の流れが埼玉に来てるんです。
現実に秩父の羊山公園の芝桜には、全国でのゴールデンウィークの来場者数は3年連続TOP10に入っています。
江戸は残念ながら、皇居に旧江戸城が残っている程度で、町並みとしては残っていません。
しかし小江戸といわれる川越には、江戸時代の町並はこんな風だったのかなと感じさせる町並みを残しています。
蔵造りの町並みランキングでも、1位が倉敷で、2位が近江八幡、3番目に川越です。
ライン下りも長瀞が、全国で4位に入っている。
企業博物館では、さいたま市にある「鉄道博物館」、盆栽町が有名ですが「盆栽美術館」も誕生する予定になっていますし、なかなかのものが埼玉に揃いつつあります。
これからの観光の時代は埼玉ではないか・・・とも言われています。
時間余り、人余りという状況の中で、年がら年中、世界旅行するわけにはいきません。
そこで身近なところで自分の色々な発見をしたいと思っておられるので、それに合わせて、私達も大いにアピールしていきたいなと思います。
自転車道の長さも埼玉県は一番ですし、これももっと整備をして、自転車を使っての観光ルートなども新しく開発したいです。
本日は観光に関係の深い方ばかりですので、このような機会に、様々な意見を承りながら、ぜひ一緒に官民一体となって新しい観光のあり方というのを開発したいと思っていまし、そのこと自体がビッグビジネスになっていくように私達も考えていくようにしたいと思います。
■さいたま市経済局観光政策部観光政策課長 森田氏あいさつ
(県内の観光事業社・団体を代表)
3月28日に、大宮盆栽美術館がオープンします。
美術館オープンよりも盆栽を枯らしてしまった・・・という話題の方が先行していますが・・・ 世界に誇る、日本の名品盆栽が数多くあります。
盆栽愛好家の方はもちろんですが、一般の方がご覧になっても、見応えのある名品ばかりでございます。ぜひ一度、足を運んでいただきたい。また、旅行商品に加えていただけたらと思っています。
■社団法人日本旅行業協会関東支部 埼玉県地区会会長 西山氏あいさつ
(旅行会社代表)
一般的には、景気が悪い不況感が大きいといわれる中で、観光分野はこれからも成長していく業種であろうと言われています。
外国人を含めての誘客。観光が地元に根付く時には、当然、飲食関係や物販、大きく考えればインフラ整備まで、或いは雇用の部分まで、それも含めた成長分野ではないかと思います。
我々にとって、明るい業種ではないかと思います。皆さんと一体になりまして誘客などの活動をしていきたい。
■乾杯 社団法人物産観光協会 常務理事 和田隆雄氏
「埼玉の地酒で乾杯」といえば“和田常務理事さん”です♪
本日は200人を超える方々の、熱気あふれるプレゼンテーション。
これも1月12日に、上田知事が『埼玉「超」観光立県宣言』の効果が出たのでは・・・とてもありがたく感じております。
埼玉県はスポーツ、花、名所、或いは産業観光、これらの良い素材はたくさんあるんです。また、食べ物もB級グルメを開催しますと、2〜3万人の方がお集まりいただけます。
お土産類も、私ども、埼玉県物産観光協会でも、大宮ソニックシティの地下に埼玉県物産観光館「そぴあ」を開いており、今年の売上が前年に比べ20%増えています。
もう既に1月末時点で昨年度の売上を超えています。
埼玉県の品物はお土産用というより、県民の方が日々お使いいただくことが目的で作られているので、質が良く丁寧に作られていることから、毎年毎年売上が伸びていることの原因なんであろうと思います。
地酒についても、35の酒蔵が本当に丁寧に良いお酒をつくっています。
今日、私が乾杯要員で呼ばれましたのも【埼玉地酒応援団】で“地酒で乾杯運動”というのをしており、その効果も多少はあったのかなと思います。
そんな埼玉の良さを、多くの方に知っていただくために、今日、ご参会のエージェントの方にご指導、ご協力を賜りたい、マスコミの方にも多くの方に広めていただきたいと思います。
★乾杯の時、2種類のお酒が提供されていました。
【提供 地酒】
株式会社矢尾本店「秩父錦 亀口酒」
株式会社藤崎籐兵衛商店「白扇 木桶仕込み」
見逃しませんでしたよ!
上田知事は、しっかり2種類のお酒を両手に持ち乾杯していました!!
参加事業社の方から、多数の提供品が振舞われました。
弊社も取材でお世話になった「矢尾本店」の新井工場長さんもいらしていました。
新聞紙で包まれた「秩父錦 亀口酒」が、レトロな雰囲気でとっても良い感じ♪
しかも、フルーティーで飲みやすいお酒です。
「埼玉県こども動物自然公園」の川村さんは, 上田知事と名刺交換。
世界最大のネズミ「カピバラ」の話題で盛り上がりました。。。
ゆる玉応援団の団員で、北本のキャラクター「トマちゃん」も参加していました。
■お楽しみ抽会
ここでの司会進行は造り酒屋の息子、社団法人物産観光協会の花田事務局長さんです!
我が『コバトン屋』からは、折畳みエコバッグとマイ箸をセットにして2名様に提供しました♪
当選者は、近畿日本ツーリスト(株)さいたま支店の西山支店長さん(右)と、(株)日本旅行埼玉支店の石田支店長さん(左)に当たりました。
埼玉県公園緑地協会さんからの提供品はJTBの野々山さん(左)に当たりました。
提供者・埼玉県公園緑地協会の嶋崎さん(右)と一緒にパチリ!
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無事に「埼玉トラベルマート2010」が終了し、永田町の隣駅「四ッ谷」にある、埼玉の地鶏「タマシャモ」と幻の古代豚を提供する、タマシャモ普及会会員直営店『軍鶏一(しゃもいち)四ツ谷店』にお邪魔しました。
もちろん、埼玉産の食材を提供しているなら、やっぱりお酒は「埼玉の地酒」でしょ!っという事でPRの為に伺ったんですよ・・・。
あれ? でも嬉しそうに杯を交わしている。。。
しかも、その杯を交わしている手元の下にはトックリがゴロゴロ f(^^;)
タマシャモも、古代豚も最高に美味しかったです。
そして、こちらのお店では、タマシャモをモチーフにしたキャラクター「しゃもぞ〜」グッズも販売もしていますよ!
中身の濃い一日でした。。。
上田知事と語る埼玉自慢ブログ【彩じまん】編集部・木原真弓
観光に関する商談会「埼玉トラベルマート2010」に過去最多の参加者が集った!
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