市・県職員がモデルデビュー?! 埼玉グリーンエコフェスタ

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2010年6月5日(土)の世界環境デーに、イオンリテール株式会社、埼玉県、川口市が協力し、イオンモール川口キャラで「暮らしの中でできるエコ」を紹介する「埼玉グリーンエコフェスタ」を開催しました。

イオンリテールと埼玉県は、平成20年12月に包括的連携協定を結び、環境保全の取組として、店舗における緑化、レジ袋の削減などを進めています。
また、川口市はイオンリテールをはじめとする市内スーパーと協定を結び、レジ袋の無料配布中止を実現させました。
さらに、本年6月には県内ではじめてレジ袋削減に向けた取組を推進する条例を施行するなど地球温暖化対策を積極的に進めています。


このような環境問題への意識の共有に端を発し、さらに取組を進めていくために、家庭から環境問題を理解し、行動してもらうためのヒントとなる体験ができる場として、「埼玉グリーンエコフェスタ in イオンモール川口キャラ」を三者で共催することとなり実現しました。


イオンモール川口キャラ特設会場では、イオン、埼玉県、川口市の環境への取組を紹介するパネル展示のほか、省エネを体感してもらう「自分で発電体験」、洗剤を使わない「アクリルたわしづくり」、世界にひとつの「お絵かきエコバック」、簡単にできる壁面緑化「グリーンカーテン講習会」など家庭でできるエコ体験ワークショップなど盛りだくさんな内容で実施されました。



■埼玉県のマスコット「コバトン」・川口市のごみ減量キャラクター「ごみまる」が登場!

コバトンとごみまるは、今回のイベントの応援隊として参加。


コバトンは、5月31日で10歳の誕生日を迎えました。お祝いパネルも展示♪



コバトンにお祝いメッセージが届き、披露されました。



★吉澤ひとみさん(タレント、元モーニング娘)から・・・
10周年おめでとうございます。コバトン君が、10周年というのを初めて知りました。私もデビュー10周年なので、なんだかとても、うれしいです。コバトン君これからも、彩の国、彩ガールと一緒に頑張ろーね。


★内山高志さん(ボクシング世界チャンピオン)から・・・
WBA S・フェザー級チャンピオンの内山高志です。コバトン、10歳の誕生日おめでとうございます!5月17日のさいたまスーパーアリーナでの初防衛戦では、応援に来てくれてありがとうございました!これからも、埼玉県をもっとアピールして飛び立ってください!今度、10歳の記念に是非、ワタナベジムでスパーリングをしましょう!!


★埼玉西武ライオンズ 監督 渡辺久信様
コバトン10歳のお誕生日おめでとうございます。埼玉西武ライオンズをはじめ応援していただき感謝しています。また、応援にきてください。



■「コバトン」・「ごみまる」と記念撮影

一人ひとりと、記念撮影ができるというラッキータイムでした。
しかも、記念撮影した方には、コバトン缶バッチがプレゼントされましたよ。

コバトン缶バッチのプレゼンターは、ご当地お笑い芸人キングダムの中野光太でした♪



広聴広報課の浜畑さんも、愛娘と来場してくれていましたよ!



■埼玉県大利根町(現・加須市)生まれの童謡歌姫ユニット「ピンキッシュ」ゆかたライブ

この日の衣装は、イオンさんから提供された浴衣で登場しました。



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13:00より 「彩の国みどりの基金」への寄附贈呈式


イオンリテールの県内ジャスコ等の店舗で有料となるレジ袋の収益金の一部が「彩の国みどりの基金」寄附され贈呈式が行われました。



■イオンリテール村井社長から環境に関する取り組みについて

2012年までに温室効果ガスを、2006年会議で総量で3割削減しようという、大きな目標を社会に公表しております。大きく分けて3つの取り組みでおこなっています。
一つは、お店をつくる時に、ソーラーパネルを付けるなどの、環境に優しいお店をつくるということ。
二つ目は、商品の取引先、また、テナントなどの取引先の方と物流の効率を良くして排ガスを出さないようにしています。
一番大事なのが三つ目で、お客様と地域社会と連携で取り組むことが大切です。


CO2削減は、行政や企業の仕事ではありません。これは地球全体の問題、地球に住んでいる我々一人ひとりの問題です。ですので、地域の方々とどうやって連携していくかということが大切です。埼玉という所は、日本一、若い県なんです。将来、この若い埼玉県が日本を引っ張って行くと思っています。もちろん子供さんの数も多いと思います。ですから、我々、大人の環境に対する取り組みを見せることは、意義のある事だと思います。


埼玉は、県知事・市長という行政のトップのリーダーシップが非常に素晴らしく、このような素晴らしいリーダーにの下で取り組みができる事を、全国に向けて発信していきたいと思います。




■上田清司埼玉県知事から環境に関する取り組みについて
この日は、パネルを用意して、埼玉県の取組みを説明しました。

まずは、川の再生事業で生まれ変わった、川口市にも流れている、芝川や藤衛門川のモデル箇所を説明。
モデル箇所のことは、こちらをご覧ください。 


そして、県では太陽光発電の補助金を出しています。1軒、約200万円位かかるんですが、国と県と市町村から補助金を出すと、約1200万円くらいで手に入ります。日本で、東京に次いで最も補助金を出していて、最も設置しているのが埼玉県なんです。


また、みどりの再生も行っています。埼玉県は30年間でちょうど、川口市の面積よりも、もう少し広いくらいの面積を失ったんです。でも、「彩の国みどりの基金」に今日も後でイオンさんから寄附がありますが、みなさんが乗っている自動車税のほんの一部を、毎年14億円「みどりの再生」に充てていて8年間で30年分を取り戻すという取り組みをしています。2年間で、鶴ヶ島町と同じくらいの面積のみどりを取り戻しました。


この様に、埼玉県では、みどりと川を一生懸命再生して、都市の機能、都市の自由な雰囲気をもっち、田園都市の風景をマッチさせた、そういう空間をつくるんです。一番住みやすい、誇りに思えるような街づくりを進めたいと思っています。と、語りました。




■岡村幸四郎川口市長から環境に関する取り組みについて

埼玉県知事さんの公約で、埼玉県の川を再生しよう、そのうちまず、5つの県内の川を2年間で蘇らせようという取り組みをしました。その5つの川のうち、川口市から2つの川を選んでいただき、先ほどのように、見事に再生ができました。


先ほども話がありましたが、なぜCO2を30%削減しなくてはならないのか? それをまず知って頂きたい。それは、この地球を取り巻く大気、この大気の中に温室効果ガスというガスがあります。
このガスの役割は、地球の温度を適度に保つ機能をもっているガスなんです。そのガスの内の約6〜7割がCO2=二酸化炭素なんですね。これが18世紀の半ばから、産業革命が起こって、工業化が進み、石油や石炭などをどんどん燃やすことで、温室効果ガスの中にあるCO2の濃度が増えてしまった。
本来、適度な温度で地球を守っていたのが、そのCO2の濃度が増えてしまったので、余計に温度を貯め込むことによって、この地球の温度が上がってしまった、この先もどんどん上がってしまったら、生物は生きていくことができません。


だから、このCO2を出さないようにする、あるいは、減らすようにする、それが地球温暖化への取り組みなんです。ただ、温暖化というと、なんだか、しのぎやすいというような気になりますでしょ? ですので、一昨年から環境大臣に“地球の高温化”ということを申し上げ、川口では「地球の高温化」という言葉を使っております。そのために、我々一人ひとりができることをやるのが、環境問題を解決する大きな手立てなんです。
できることの一つは、レジ袋をもらわないで、マイバッグを持って買い物に行って下さい。川口市では、一昨年から埼玉県では初めてレジ袋の無料配布をやめ、有料化にする取り組みを始めました。
そして、この6月からは、川口市の店舗をさらに広げて、レジ袋を削減する条例を出し、各店舗でレジ袋の使用をできるだけ少なくして、マイバッグを持参してもらいたいという、知恵を出し合うという取り組みをしている。
昨年の秋1ヶ月間だけで、154万枚のレジ袋が削減できました。石油でいうと18,000?、CO2でいうと71t減らすことができました。今、日本中では年間300億枚のレジ袋が使われると言われています。これを少しでも減らそうということをやりましょう。


そして、ゴミの分別、ゴミは資源です! ビン・缶・ペットボトル・段ボールなど、分別すれば年間で3億2千万円になる。そして金属類は7千万円、朝日環境センターと戸塚環境センターはゴミを燃やす熱でタービンを回して電気をつくって自家発電で運営されてます。
余分な電機は東京電力に1億4千万で売っています。合計すると、年間で5億3千万円のお金が皆さんのゴミから生まれているんです。なので分別をして下さい。それをポイ捨てされてしまうと、集める費用、燃やす費用など反対にお金が掛かってしまいます。すべて皆さんの税金なんです。
私は、ゴミを見ると愛おしくて仕方がない。皆さんの税金をゴミの処理に使うんだったら、教育や福祉、文化活動に使いたいです。ですから一人ひとりがゴミの分別収集をやってもらいたい。と、語りました。




■イオン株式会社・林執行役 レジ袋収益金の贈呈について

CO2削減については、大きな企業の課題として取り組んでいます。
現在70%くらいのお客様がマイバッグを持参してくれています。残り30%のお客様がお忘れになったりしておりますし、もっと積極的に我々がアピールをしていかなくてはと感じております。
レジ袋の収益金は預かり金ということで、半分を埼玉県の「彩の国みどりの基金」へ寄附させて頂いております。その30%はどのくらいかというと、CO2でいうと3900tくらいを削減し、収益金が370万円を超える金額になりました。



■「彩の国みどりの基金」への寄附贈呈式




■上田知事より感謝状贈呈とコバトンプレゼント




■記念撮影




■エコファッションショー
埼玉県知事、川口市長、イオンリテール社長もクールビズファッション参加して「エコファッションショー」が行われました。

上田知事は、「スラックスが、若い子向けの細身なので、足の短い私は・・・」と照れくさそうにしていました。
ご謙遜を! 知事、かなり似合ってますよっ!



さぁ〜! いよいよ10名の川口市・埼玉県職員によるエコファッションショーの始まりです!

職員のみなさん、かなりのなり切りモード全開で素晴らしかったですよ。
動画はこちら


星野弘志 埼玉県環境部長は、ぜひ動画でどうぞ〜

星野部長、普段は、奥様がお見立てしたものを着ています!と話していました。



〜*〜*〜  世界環境デーについて  〜*〜*〜
1972年6月5日にストックホルムで「国連人間環境会議」が開催されたことを記念して、日本の提案によりこの日を「世界環境デー」とすることを国連が定めています。
わが国では環境基本法においてこの日を環境の日として定め、広く環境の保全についての理解と関心を深めるため国や地方公共団体にそれにふさわしい事業を実施することとしています。
世界環境デーについて詳しくは環境省HPへ。こちらから
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普段では、見ることのできない行政職員の一面が見れて楽しいイベントでした。




上田知事と語る埼玉自慢ブログ【彩じまん】編集部・木原真弓

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